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2010年11月

2010年11月29日 (月)

講義「日本画の作り方」レシピ3『動機』

大丸心斎橋店特選ギャラリーで開催されている連続講義、「日本画の作り方」。

11/23(火)は最終回『動機』、の講義がありました。

1回目からだんだん参加人数が増え、会場は超満員full 3回とも参加してくださった方もいらっしゃいました。

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画家はどうして絵を描くのか?絵はどうやって生み出されるのか?

小池先生がホワイトボードに書かれたキーワードは「引き出し」と「扉が開く」。

京都芸大の日本画専攻で初めて博士号をとられた織田涼子さんのお話に続きます。

織田さんはこんなスケッチを持ってきて、説明してくださいました。

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左はバラの絵。右は人物のデッサン。

織田さんの引き出しにあった人物の形や印象が、バラを見たときに繋がって、絵になっていきます。

絵となって、私たちが目にするのは「バラ」ですが、織田さんは人物を(も)描いている、ということです。

2sh3f0355  ←作品になるまで。

3sh3f0357  ←完成した作品。

日々の生活の中で見たものが、ある日突然、それまでに蓄積していたものと繋がって作品になる。

それまでは引き出しの中に眠っていたものが、なにかきっかけがあるとスルスルと出てきて絵になる。

小池先生はTVでドリカムの吉田美和さんが空中ブランコに乗って出てでた瞬間に、『描ける!!』モードになったというエピソードをされてました。

『絵の神様』降臨の瞬間??

しかしながら、もともとの蓄積がないと、この神様、降りてはきてくれなさそうです。

Sh3f0350_3   ←自作について語る井手本さん

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このごろ、「女性として生きること」を考える、という井手本さん。

出品作品4点中の2点に人物を描かれています。

『今、もっとも心が動くもの』というのが、動機になるのかもしれません。

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講義のあと、作家さんたちが持参されたスケッチを囲んで、お客様とお話が弾みました。

花や人物をそのまま描かれたスケッチが、本画になるまでの過程のお話は、なかなか聞くことができません。

作家さんたちが若くて、話しやすかったのか、皆様熱心に質問されていました。

この展覧会はいよいよ明日最終日。

若い作家さんたちにとって、作品を観てもらうだけでなく「買っていただく」という、作家になる「初めの一歩」になった2週間。

「お客様 × 京都芸大日本画 × 大丸 日本画作品展CLASS」になりましたhappy01

「京都芸大日本画×大丸 日本画作品展 CLASS」

2010年11/7(水)~11/30(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階特選ギャラリー TEL06-6271-1231(代表)

 

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2010年11月23日 (火)

講義「日本画の作り方」レシピ2『画法』。

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大丸心斎橋店で開催中の「京都芸大日本画×大丸 日本画作品展CLASS」。

21日(日)に第2回目の講義が開催されました。

テーマは『画法』。

この講義の担当は、川嶋渉先生と定家亜由子さん、高野純子さんです。

2sh3f0340  ←川嶋先生、高野さん、定家さん

実物の画材を見せながら、川嶋先生の滑らかなトークで始まりました。

川嶋先生、画材のことを話し出したら止まりませんsweat01

Sh3f0341  ←川嶋先生の画材コレクション

2sh3f0343  ←岩絵具いろいろ

Sh3f0342  ←筆いろいろ

後半は江戸時代に土佐派の絵師・土佐光起によって書かれた、「本朝画法大伝」という技法書を、定家さんと高野さんがわかりやすくレクチャーしてくださいました。

この日、11月21日が偶然にも土佐光起さんのお誕生日、というネタに場内は一瞬お祝いムードにbirthday 

定家さんと高野さんという現代の日本画家がこの書物を読んでも、描き方や材料に関してはほとんど今と変わらないのだそうです。

土佐光起がこの書物を書いたのは1690年頃。第1回の講義で登場した狩野派の奥義を記した『画道要訣』が書かれた10年ほど後に書かれました。

狩野派、土佐派共に、本来口伝にすべきものを、何かで絶えることを恐れてマニュアルとして残そうとしたのです。

絵画において流派というものがなくなった今、作家はそれぞれにオリジナルの技法を確立し、自分だけのマニュアルを持つために、日々研究しています。

定家さんと高野さんの「秘技」もちょこっと公開してくださいました。(秘技のためWEBでは公開できませんban

講義終了後、2時間目に突入。

高野さんと定家さんがスケッチを公開。

本画になるまでのエピソードを、来場されたお客様にお話されていました。

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Sh3f0345  ←定家さんのスケッチ

Sh3f0346  ←本画はこうなりました。

Sh3f0347  ←高野さんのスケッチ

Sh3f0348  ←本画はこうなりました。

1回目、2回目ともに会場は満員になっていました。

たくさんのご来場ありがとうございます。立ち見してくださったお客様、申し訳ございませんでした。

さて、本日午後2時からは最終回『動機』の講義が始まります。

京都芸大の熱い講義にぜひご来場下さい。

<関連記事> 今年は京都市立芸術大学創立130周年。

          「京都芸大日本画×大丸」

          「未来の松園に」

「京都芸大日本画×大丸 日本画作品展 CLASS」

2010年11/7(水)~11/30(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階特選ギャラリー TEL06-6271-1231(代表)

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2010年11月21日 (日)

講義「日本画の作り方」レシピ1『画道』

昨日、大丸心斎橋店特選ギャラリーにて、「日本画の作り方」の第1回目の講義がありましたpencil

第1回目は『画道』。

午後2時からの講義でしたが、10分前には用意した席が満席になるほどたくさんの方にご来場いただきました。


Resizesdscf3_2←本日の講師、日影先生、村山さん、上坂さん

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3名の講師の紹介に、期待が高まりますupupup

日影圭先生と村山春菜さん、上坂秀明さんの3名によって進められた講義は、絵画の理想、絵を描く人が何を思い、どのように作品に仕上げていくのかを作家自身の言葉で説明する講義でした。

前半は上坂秀明さんが『画道要訣』という江戸時代に書かれた狩野派の指針書をもとに、「絵画とは?」「絵画の理想とは?」ということについての講義でした。

●『画道要訣』とは・・・1680年、狩野安信によって書かれた、本格的な画論の初めとされる狩野派の指針書であり、門人に免許とともにその写しを与えたといわれています。内容は、当時知られていた中国画論を中心にし、これに狩野派の論・作法を書き加えたものになっており、当時の絵画論理、作画姿勢を読み取ることができます。

Resizesdscf  ←上坂さんの講義

「得気韻之神気」(気韻の神気を得る)。

真の絵とは「気韻の神気」というものが宿るべき、なのだそうです。

神の目線で森羅万象を観察し、目で見たことをそのまま体を通して筆や筆先に伝え紙におろす。そうすることで気韻のこもる真の絵が生まれると、この画論では説かれているそうです。

「気韻」、これは一つのキーワードです。

絵を見たときに、「パワー」とか「エネルギー」「生命力」「精気」を感じることってありますよね。

決して派手な色や形でなくても、何か印象的で心を動かされるものがある。

そんな絵には「気韻」が宿っているのではないでしょうか。

続いて後半は、村山さんがスケッチを見せながら絵ができるまでのプロセスを語ってくださいました。

村山さん曰く。「あるときドキッとさせてくれたもの」を写生して、作品にしていかれるそうです。

大阪の街の風景、構造物をよく題材にされています。

Murayamash3f0335  ←村山さんの作品。

東大阪市の街を写生するときは、毎日毎日、日が暮れるまで市庁舎に登って写生をされたそうです。東大阪と一体になったような感じがしたそうですよ。

でも写生がそのまま本画になるのではなくて、「私をつき動かしたドキッはなんだったのか?」を求めて、本画への道のりが始まります。

ぴったりの線、ぴったりの色を模索しながら本画にしていく。

どうやら絵を描くって、「気持ちを描いている」ってことのようです。

日影先生の若かりし日の秘蔵スケッチも登場しました。

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ちょうど1時間の講義のあいだ、熱心にメモを取られる姿もあり、会場は熱気に包まれていました。

やはり、直接作家さんのお話を聞くのは、興味をそそられますし、新しい発見がありますね。

そして、今日の午後2時からは第2回『画法』です。

実物の日本画材を見ていただきながらの講義です。

ご来場おまちしておりますhappy01

<関連記事> 今年は京都市立芸術大学創立130周年。

          「京都芸大日本画×大丸」

          「未来の松園に」

「京都芸大日本画×大丸 日本画作品展 CLASS」

2010年11/7(水)~11/30(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階特選ギャラリー TEL06-6271-1231(代表)

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2010年11月20日 (土)

「真木 香 Textile works 冬の布」開催中。

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松坂屋名古屋店アートプレイスでは「真木 香 Textile works・冬の布」を開催中です。

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右:胡桃の樹皮で編んだ、「胡桃のバッグ」(大・小)

使うほどに赤みと光沢が増し、風合いが良くなります。

大きいバッグはノートパソコンが入るくらいのサイズで、1泊の小旅行にも持ち歩ける大きさ です。

小さいバッグはA4ファイルが入ります。

左:胡桃の樹皮と皮籐を組み合わせて編んだ丸型籠。かわいらしいシェイプが人気です。

後:腰巻き布つきフレアースカート

ライトグレーの薄手ウール生地を使ったフレアースカートにシルクを中心に織り上げたカラフルな腰巻き布がついています。

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 ↑「染ショール」

ピーニャはフィリピンで織られている貴重な織物。パイナップルの葉から手紡ぎされた糸を丁寧に手織りされた布です。

しなやかさとシャリ感があり、1年中通して使える優れもの。夜叉附子の実で染め上げたグレーの他、焦茶、墨黒、山吹色などを展示しています。

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 ↑「バイヤスベスト」

手紡ぎ綿を手織りした生地を使用したベスト。腰をすっぽり隠す丈は、暖かで着やすくなっています。

裾の部分はAラインになっていて、スリットも長めに取ってあるため、パンツにもスカートにも合わせやすい形です。

Tシャツの上からもセーターの上からも羽織ることができ、長い季節楽しんでいただけます。

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 ↑「つつみ布」(約60㎝角)

絹糸を中心に織り上げた布と、タッサーシルクを染めた生地を二重にお使いいただくつつみ布。

草木で染めたそれぞれの色合いと、織り柄をお楽しみ下さい。

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 ↑「インテリアかご」

あけびをホース状に編み上げたインテリアかご。

そのままオブジェとして飾っても、フルーツやオードブルをのせるトレーとしても使えます。

クリスマスやお正月のおもてなしにいかがでしょうか。

Photo_10  ←真木 香先生

自然の素材を草や木、実などで染め、一本一本丁寧に織り上げられた手織りの布の数々を展示しています。

マフラーやストール、つつみ布、小物、衣服など、さまざまなTextileが持つ手織りならではの心地よさをお楽しみください。

<作家来場予定> 11/20(土)、21(日)、22(月)、23(火・祝)

「真木 香 Textile works 冬の布」

2010年11/17(水)~11/25(木) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後4時閉場

松坂屋名古屋店 南館6階アートプレイス TEL052-264-3383(代表)

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2010年11月18日 (木)

スペインの大地とその心。

大丸心斎橋店の美術画廊では「スペインの大地とその心を描く 澤口友彌 洋画展」を開催中です。

スペインのマドリードに移住されて30数年。

2年ぶりに日本で開催される個展とあって、初日は津高校時代の教え子の方々もたくさん来られ、先生も久しぶりの再会にうれしそうなご様子でした。

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 ↑「イチジクの実る季(テンプレーゲ)」6号P 税込357,000円

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 ↑「巌やも住まい(ビリヤベールムード)」20号F 税込787,500円

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 ↑「建て直すぞ」25号P 税込945,000円

サブタイトルにあるように、先生が描かれるのはスペインの大地と“その心”。

この土地に住むことで見て、感じられたスペインの心が描かれていて、農村ののどかな空気感と先生のお人柄のように優しい雰囲気を感じます。

今展では農村の風景や民家の壁をモチーフとした作品、約30点を展観しております。

Sawa101118_115849  ←澤口友彌先生

澤口先生は会期中毎日、午前11時~午後6時まで会場におられる予定です。

ぜひご高覧賜りますよう、よろしくお願いいたします。

「スペインの大地とその心を描く 澤口友彌洋画展」

2010年11/17(水)~11/23(火・祝) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階美術画廊 TEL06-6271-1231(代表)

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雅なお守り。

大丸心斎橋店美術画廊では、藤井郁江先生の展覧会が始まりましたhappy01

女子の皆様(年齢問わず)、必見ですvirgovirgovirgo

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 ↑「犬筥」幅18㎝ 税込1,575,000円

皆さん、「犬筥」ってご存知ですか?

犬筥とは、犬が子供をたくさん産み、お産が軽いことや、主に忠実で主人を守るという性質にあやかり、子供のお守りにした犬の形の置物です。

室町時代には、生まれたばかりの子供の枕元に置いたそうです。安産を願うものなので、女の子が生まれるとお雛様と一緒に一対で飾る習慣もありますvirgo

藤井先生は和紙、膠、胡粉で胴を作り、金箔と岩絵の具で仕上げておられます。この金箔と彩色の技法が「起揚彩金箔」というとても華麗な技法なのですshine

2001年には内親王敬宮愛子様の犬筥を制作されたことでも知られる藤井先生。

このたび平城遷都1300年、光明皇后1250年大遠忌を記念して、奈良法華寺へ犬筥を奉納されました。

今回の展覧会では、天平の色彩の再現を試みた天平犬筥、立雛、天平雀などの作品をご覧いただけます。

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 ↑「立雛」高さ18㎝ 税込1,575,000円

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 ↑左:「犬筥」幅10㎝ 税込315,000円

     中:「立雛」高さ18㎝ 税込441,000円

   右:「福良雀(一対)」幅6㎝ 税込210,000円

とっても雅やかな雰囲気です。ぜひ会場で実物をご覧ください。

Inu101117_191115  ←会場での藤井郁江先生

「法華寺光明皇后1250年大遠忌犬筥奉納記念

  起揚彩金箔 藤井郁江 作品展」

2010年11/17(水)~11/23(火・祝) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階美術画廊 TEL06-6271-1231(代表)

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2010年11月14日 (日)

格闘する姿・・・京都芸大日本画作品展CLASS

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いよいよ来週11/17から始まる、「京都芸大日本画×大丸 日本画作品展CLASS」。

出品される若手作家さんから、格闘中の姿とコメントを頂いておりますので紹介いたします。

まずは、現役大学院生(京都市立芸術大学大学院 美術研究科日本画修士課程在学中)の

高野純子さんからです。

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Ca390128_2  ←高野さんの作品です。

「光のあたる場所へ伸びていく、仲間と寄り添ってまるくなって眠る・・・ 植物や動物がとる、こうした何気ない仕草に、穏やかで揺るぎない『生』を感じます。

ほっこりしたり、はっとしたり・・・そんな『生』に気づいた時の感情が、作品を通して少しでも 観てくれる人に伝わればと思っています」  高野純子

もう一人の現役大学院生(京都市立芸術大学大学院 前期課程在学中)、上坂秀明さん。

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「歴史の見えない部分や同時代を生きていて、見落としている部分を自分のフィルターを自由に通して想像し、膨らませてつないでいく作業を、『日本画』というメディアを使って表現しています。

昨今では、石/地層/木/水といった要素と、ロケーション/フィールドといったその場の力を体感し、日々想像のための材料を拾い集めて、頭の中で混ぜ合わせています。」 上坂秀明

続きまして定家亜由子さん。

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Ca3901330001  ←定家さんの作品。

「植物の溢れんばかりのエネルギーに惹かれます。

そこには、研ぎ澄まされた無駄のない感覚と、ただ生き抜くことのみが目的としてあって、時  に鳥肌が立つような、その強く美しい姿に自分もこう在りたいと願い描いている気がします。

地中を深く求めていく根や、表皮に覆われながらもそれを超えて空へ伸ばそうとする枝葉と、そこに、虫たちが節や棘のある脚で這って感触を伝えたりする。

命の営みにこちらも裸になって向き合い、画面にくらいついている時が自分にとっての官能性であり、同じ大地で生かされていると強く思えます。」  定家亜由子

次は、井手本貴子(いでもと たかこ)さんです。

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「生活をしている中で、人と人とであったり、人と自然、動物であったり・・・いろんなことが重なり合って存在している事を実感することがあります。

そんな時、ふと孤独な世界から抜け出しあたたかい気持ちになり、描きたいという衝動と結びつきます。

それらを画面にとどめられたら、今の自分のありのままの姿を表現できたら、

とても幸せです。」  井出本貴子

続いて、村山春菜さん。ただいま六本木の新国立美術館で開催中の「日展」で出身地『東大阪』を描かれたユニークな作品を観ることができます。

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「『あっ』と思ったことをスケッチブックに描き留めます。

心を動かされたものが何であったのかを確かめ、その『感じ』を再構築することが、私の『描く』です。

『感じ』を色と形に置き換える。

その時々の自分の感覚や現場の空気を大切にして、絵が本物以上にリアルになるようにと願って描きます。そう思って描いている時が一番たのしい。」  村山春菜

最後に織田涼子さん。

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Ca3901270001_2  ←織田涼子さんの作品。

「日本画材で『いい色を出したい』と思いながら京都市立芸術大学で10年間勉強しました。

堺出身の私は、地元で日本画材に触れる機会がほとんどなく、進学してから日本画を知りました。

今回大阪で京芸の日本画が紹介されることを静かに興奮しています。」

作家さんたちって、こんな事を思いながら絵を描いてらっしゃるのですね。

どんな作品が会場に並ぶのか、楽しみです。

決して、「見たまま、そのまま」を描くのではない絵画作品。

どうしてこんな風に描いたのか、彼らの心が動いたポイントなどを聞いてみると、今までにない見方や共感ができるかも知れません。

会期中、作家が当番制で毎日来場しています。ぜひ気軽に話しかけてみて下さい。

また11/17(水)~11/30(火)の展示期間中、作品の展示だけではなく、会場内で3回にわたって講義が開講されます。

【講義】 『日本画の作り方』 毎回午後2時~3時

●11/20(土) レシピ1 「画道」 :日影 圭×村山春菜×上坂秀明

絵画はどうあるべきなのか。作り手はどんな世界を画面に求めて描いているのか。

過去の作家が残した言葉と、私たちが発想の基とした材料、制作のプロセスを解説することで絵画の理想とする世界観、人が描く目線を探ります。

●11/21(日) レシピ2 「画法」 :川嶋 渉×定家亜由子×高野純子

日本画画材の今、昔。日本画画法のいま、むかし。

江戸時代に書かれた技法書を用いて、日本画の秘密を少しだけ伝授いたします。

●11/23(火・祝) レシピ3 「動機」 :小池一範×織田涼子×井手本貴子

画家はどうして絵を描くのでしょうか。絵はどうやって生み出されるのでしょうか。

スケッチや下絵などを元に本画制作の過程を発想の段階から具体的に御紹介します。

京都市立芸術大学日本画研究室が、大丸心斎橋店に出現する3日間。

日本画に興味がある方も、日本画初心者の方も、ぜひご来場くださいませ。

<関連記事> 今年は京都市立芸術大学創立130周年。

          「京都芸大日本画×大丸」

【予告】 「京都芸大日本画×大丸 日本画作品展 CLASS」

2010年11/7(水)~11/30(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階特選ギャラリー TEL06-6271-1231(代表)

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2010年11月11日 (木)

夢・ろうそくの灯の中で。

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11/17(水)から開催される「~夢・ろうそくの灯の中で~多田知史の世界」。

32歳という若さながら損保ジャパンの奨励賞を受賞された、今後が楽しみな若手作家です。

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↑「Waiting」8号 税込210,000円

作家が描いた初期の作品です。

ろうそくの灯りが寒い冬も心温まる気持ちにさせてくれそう。

バイオリンを弾く猫がかっこよくて、ひそやかな音色が聞こえてきそうですnote

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 ↑「ゆうぐれのみち」8号 税込210,000円

かわいい猫ちゃんがメルヘンなお家へ帰る、帰り道。

晩ご飯のメニューを考えているのか、今日の出来事を話しているのか・・・いっぱい想像したくなるメルヘンな楽しい絵です。

風景の色合いがパッチワークみたいに色んな色が使われているのも素敵です。

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 ↑「うきしま」10号 税込262,500円

なんといっても、愛し合う2匹の猫ちゃんが印象的な作品ですheart04

2匹が出す幸せのオーラで、見た人を幸せに、暖かい気持ちにしてくれます。

結婚や出産などの記念や御祝にいかがでしょうか。

<多田知史 略歴>

1978年 山形市生まれ

2001年 東北芸術工科大学卒業制作展 優秀賞

2007年 日本現代作家フランス展 コート・ダジュール賞

2010年  損保ジャパン美術財団奨励賞

【予告】「~夢・ろうそくの灯の中で~多田知史の世界」

2010年11/17(水)~11/23(火・祝) 午前10時~午後8時 木・金曜日は午後9時まで

                       *最終日は午後5時閉場

大丸東京店 10階アートギャラリー TEL03-6212-8011(代表)

斎藤清木版画特集、開催中。

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大丸東京店の美術画廊では木版画の巨匠、斎藤清先生の木版画を特集中。(16日まで)

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1994年に東日本鉄道文化財団 東京ステーションギャラリーで展覧会をされたのも懐かしい。 アーカイブアドレスはこちらhttp://www.ejrcf.or.jp/archive/db_tsg/exhibition/1994_saito.html

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人気の小品作品も展示即売しています。

素朴な風合いとコンテンポラリーな画面構成。

早くから海外で脚光を浴び、東洋と西洋の交流を通して得られた斎藤芸術。

創作へのあくなき挑戦が垣間見えます。

斎藤先生の作品がまとめてご覧いただけるチャンス。ぜひ16日までに大丸東京店の美術画廊へご来場くださいませ。

この他にも、先週から引き続き日本画、洋画、版画を多数お手ごろ価格で展示即売しております。

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Photo_10  ←画廊担当の吉浦さん

「斎藤清先生の一押し作品、『只見川』です。会場に来られたら気軽にお声をかけてください。」

「斎藤清木版画特集」&「秋の絵画お買得フェア」

2010年11/10(水)~11/16(火) 午前10時~午後8時 木・金曜日は午後9時閉場

大丸東京店 10階美術画廊 TEL03-6212-8011(代表)

来年はうさぎ年。

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急に寒くなったと思ったら、すでに11月に突入。。。

百貨店はすでにお歳暮とかクリスマスムードになっておりますpresentxmasbirthday

せかすようですが、新しい年を楽しく迎える演出も考えなくっちゃ・・・ということで、来年の干支はなんだかご存知ですか?

来年は卯年。うさぎさんです。

うさぎは「前進あるのみ」の動物なんだそうですよ。(たしかに、後ずさりするウサギは見たことない・・・)

十二支のなかでもかわいさ抜群heart04 うさぎ年生まれでなくっても、キュートな置物を飾るのは楽しいものです。

陶芸作家さんたちが作った、ユニークな一点もののウサギさん、探してみませんか。

大丸心斎橋店現代陶芸サロンでは、約25名の作家による、他にはない個性的な干支作品をご紹介いたします。

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 ↑左:相場るい児「干支 兎」税込10,500円

   中:滝口和男「時を駆けて」税込31,500円

   右:藤平 寧「いっちば~ん」税込26,250円

【予告】「干支展 辛卯」

2010年11/24(水)~12/7(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階現代陶芸サロン TEL06-6271-1231(代表)

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