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2011年8月

2011年8月30日 (火)

VARIA 出展ギャラリー紹介vol.11<平野古陶軒>

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いよいよVARIA開催まで8日。カウントダウンにはいりました~eightsevensixfivefourthreetwoone

今日は出展ギャラリーの中から、平野古陶軒さんをご紹介いたしますhappy01

平野古陶軒さん、VARIAではどんな作品を紹介していただけるんでしょうか?

  『今回は2人の注目される若手作家を紹介します。

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 ↑藤田勇哉

   藤田勇哉さんはそのモチーフを触るように眺め、もっとも絵として美味しそうな部分に注目していくことで、

   彼の切り取られたような画面が出来上がります。

Photo

 ↑山田啓貴

   山田啓貴さんは、対象を描くことよりそこから放たれる空気感を画面の中に描きこむことで、

   作品の存在感を高めていきます。

   さまざまな新しい美術の表現が模索されるなかで、概念といった文章で説明する作品ではなく、

   ストレートに絵画の表現力を追求した作品をこの2人の作家は描いています。

   しかし、それは単純にものを写す作業ではなく、作家本人の中で

   咀嚼された彼ら自身の独創的な絵画なのです。

   彼らの作品から伝わってくるものを、観る側が心地よく受け止めることができる・・・

   それこそが本来の美術の楽しみ方だと思います』

藤田さんの作品、ほんとにおいしそうheart04

山田さんの箱も、なんだか存在感のある箱ですね・・・。(なにかでてきそうな感じ)

平野古陶軒さんは、どんなギャラリーさんなんでしょうか?

   『平野古陶軒は昭和11年に創業し、現在は三代目です。

   東洋陶磁を中心としながら、近現代美術の限られた作家を扱っています。

   伝統を守るということは、ただやみくもに古きに従っていくことではなく、

   古きものの中に普遍の美しさを見つけ出し、その耀きを守り続けていくことではないでしょうか。

   我々が考えている美術とは、その時代や様式、材料や価格といった側面で分けていくことではなく、

   作品の中に恒久的な価値観がどれだけ存在しているかにあります。

   古くても新しくても、その作品が如何に美しいかが全てです。

   それを皆様の心にお届けする。それが我々の仕事になります。』

なるほど~happy01 何千年も前の東洋陶磁が今でも愛されるように、現代の作品が時を超えて大切にされていくかもしれないんですね。

平野古陶軒さんは、これからの日本のアートシーンはどうなっていくと思いますか?happy01

   『政治経済のみならず、あらゆる意味で“変化と創造”が求められていく中で、

   アートだけがこのままで変わらないでいることはできないはずです。

   時代の波にさらされながら、常に変化し続けてきた美術の歴史の中で、もう一度振り返って、

   何が我々の幹であったかを見極めつつ、新しい世界を創りだしていくことが、

   これからの我々の使命ではないでしょうか』

それでは、今回VARIA出展に際して、一言お願いしますhappy01

   『少し近寄りがたく特別な存在である美術品を、松坂屋という舞台を通して、

   皆さんの日常的にそばにある特別なものへと変化させていくきっかけになればいいと思います。』

平野さんのブースも楽しみです。乞うご期待happy01

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<VARIA NAGOYA ART FAIR 出展ギャラリー>(50音順)

MEM(東京)、金澤美術(茨城)、ガレリア・グラフィカ(東京)、GALLERY  APA(名古屋)、ギャラリーIDF(名古屋)

Gallery Suchi(東京)、GALLERY CELLAR(東京)、ギャラリー椿(東京)、ギャラリー広岡美術(東京)

ギャラリー広田美術(東京)、小山登美夫ギャラリー(東京)、彩鳳堂画廊(東京)、相模屋美術店(東京)

中長小西(東京)、西村画廊(東京)、野田コンテンポラリー(名古屋)、羽黒洞木村東介(東京)

平野古陶軒(東京)、ヒロ画廊(東京)、丸栄堂(東京)、メグミオギタギャラリー(東京)、柳井美術(東京)

YOKOI FINE ART(東京)、ヨシアキイノウエギャラリー(大阪)

松坂屋創業400周年記念「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」

 主催:松坂屋名古屋店、NAGOYA ART FAIR実行委員会

   共催:中日新聞社、テレビ愛知

2011年9/8(木)~9/11(日) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後6時閉場

                  (入場は閉場の30分前まで)

入場料(税込):一般800円、学生500円 (小学生以下無料)

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール TEL052-264-3383(美術画廊)

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2011年8月28日 (日)

VARIA 出展ギャラリー紹介vol.10<Gallery IDF>

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VARIA出展ギャラリーから、今日は地元名古屋のギャラリーをご紹介しますhappy01

来年3月で開廊10周年を迎えるGallery IDFさん。

名古屋市名東区、東山線本郷駅から徒歩3分のところにあります。

Webidfgallery2  ←ギャラリー外観

Webidfgallery1_3 ←ギャラリー内

今回のVARIAでは、5人の作家さんを紹介してくださる予定です。

最初に、生川和美さん。

Webidfnarukawa

 ↑生川和美 Kazumi Narukawa 「太陽の光は私たちをあたためる/Bubbles」

  2011年 116.7×116.7㎝(S50) oil on canvas

ふわっとした白い花びらがきれいshineshineshine 

写真みたいだけど、油絵です。

光を意識した、クローズアップした花をリアルに描きながら、作家さん自身の心情を映しだしています。

続いて、佐藤香菜さん。

Webidfsatokana_2

 ↑佐藤香菜 Kana Sato「夜に隠す」

  2011年 F30 oil on canvas

動物をモチーフにした作品を描く佐藤さん。

スモーキーな色彩、細やかな描写、きらびやかな刺繍、そして激しい筆づかいで描かれる作品は、物語の1ページのよう!

この犬も、何か物語りを背負ってそうな背中ですhappy01

そして、今年愛知県立芸術大学大学院を修了したばかりの、辻恵さん。

Webidftsujimegumi

 ↑辻恵「ねむるまえに」

  2011年 29.7×42.0㎝ 高知麻紙、墨

墨を使って描かれたモノトーンの作品のテーマは「女性達の心の葛藤」。

とても雰囲気のある作品を描く辻さんは、本の装丁なども手がけられています。

また、飯田キリコさんは小説や音楽からインスピレーションを受け、こちらを見つめる目が印象的な人物を描きます。

伝統的な手法で、女性、花といったモチーフを現代の感覚で華やかにアヴァンギャルドに描く麻生志保さんの作品も楽しみですhappy01

Gallery IDFさんはプライマリーのギャラリーとして、若手作家の発掘、マネージメント、展覧会の企画開催、国内外のアートフェアへの参加などを通して、取り扱い作家の紹介をされています。

「縁」「絆」といったアーティスト達とのパーソナルなリレーションを大切にし、確かなスキルと日本人ならではの繊細さのあるパワフルな個性を持つ若手作家を扱っていらっしゃいます。

このブースも見逃せませんねhappy01

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GALLERY IDF is a primary gallery focusing on discovering young artists and introducing them to the world by holding exhibitions and participating in art fairs.

We believe in destiny and ties between people, thus find value in keeping close relationships with our artists.

IDF's artists are capable of accurate skills and possess individual uniqueness as well as Japanese tenderness.

We hope you'll join us witness the personal and aesthetical development of our promising artists.

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MEM(東京)、金澤美術(茨城)、ガレリア・グラフィカ(東京)、GALLERY  APA(名古屋)、ギャラリーIDF(名古屋)

Gallery Suchi(東京)、GALLERY CELLAR(東京)、ギャラリー椿(東京)、ギャラリー広岡美術(東京)

ギャラリー広田美術(東京)、小山登美夫ギャラリー(東京)、彩鳳堂画廊(東京)、相模屋美術店(東京)

中長小西(東京)、西村画廊(東京)、野田コンテンポラリー(名古屋)、羽黒洞木村東介(東京)

平野古陶軒(東京)、ヒロ画廊(東京)、丸栄堂(東京)、メグミオギタギャラリー(東京)、柳井美術(東京)

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松坂屋創業400周年記念「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」

 主催:松坂屋名古屋店、NAGOYA ART FAIR実行委員会

   共催:中日新聞社、テレビ愛知

2011年9/8(木)~9/11(日) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後6時閉場

                  (入場は閉場の30分前まで)

入場料(税込):一般800円、学生500円 (小学生以下無料)

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール TEL052-264-3383(美術画廊)

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2011年8月27日 (土)

「加山雄三の世界展」。

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1

 ↑「海は俺の母」copyright

雄大な海。元祖海の男、といえば・・・加山雄三さんですよね(ちょっと強引?)heart04

1960年の輝かしい映画デビュー以来、「若大将」シリーズや黒澤明作品への出演など映画界で活躍し、『若大将』と呼ばれて50年。

映画・テレビのみならず、音楽・美術と幅広く活躍し続けていらっしゃいます。

今回は加山雄三氏の新作版画展。

選りすぐりの作品を版画にしたものを、ご紹介いたします。

Photo

 ↑「ノイスヴァンシュタイン城」copyright

加山雄三氏は、日本初のシンガーソングライターなのだそうですよ~。

その多彩な才能は絵画の世界でもいかんなく発揮され、多くのファンに愛され続けています。

ぜひこの機会にご来場くださいませhappy01

「加山雄三の世界展」

2011年9/7(水)~9/13(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸福岡天神店 本館6階 アートギャラリー TEL092-712-8181(代表)

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2011年8月18日 (木)

VARIA 出展ギャラリー紹介vol.9<羽黒洞木村東介>

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暑さがピークになってきましたね~sunsunsuncoldsweats02

この暑さを乗り切って、9月に入ったら、名古屋でVARIAです。

今日は出展ギャラリーの中から、羽黒洞木村東介さんをご紹介いたしますhappy01

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湯島天神のすぐ近くにある羽黒洞さん。

1936年の創業以来、日本民族美術をカテゴリーにし、民族性の強い作品ばかりを取り扱っていらっしゃいます。

古美術では肉筆浮世絵、大津絵、泥絵など。

近代では長谷川利行、中村正義、星野眞吾、大島哲以。

現代作家では人人会のメンバーをはじめ、内藤瑤子、亀井三千代など個性ある作家を選んで、毎月企画展を開催されています。

また、一昨年からは「天神下はぐろ洞」がオープン。

Photo_5 ←江戸情緒まんてんの天神下はぐろ洞。

Photo_6

「天神下はぐろ洞」では現代美術の展示が中心です。

今回のVARIAでは『日本形-にほんけい-』をコンセプトに展示されるそうです。

『日本』にこだわった4名の作家の陶器、土人形、木彫など素材の違う立体の作品を出品予定。

大野泰雄さんは、土偶や仏像などのフォルムから自分の形をさぐり、平面をはじめ、立体物を制作されています。

木村浩之さんは、相撲をモチーフに定めて、岩絵具や墨で力士を描き続けています。

今回は土で作った“相撲人形”を出品される予定だそうです。

“相撲人形”・・・どんなんでしょう???等身大???

佐々木誠さんは木彫作家です。日本書紀や古事記など、古代からのイメージを元に創造し、静寂でありながら強さのある世界観を、形として彫り出します。

美濃瓢吾さんは美濃焼の招き猫に絵付けをした作品を出品。

招き猫、福助など縁起物にまつわる大衆絵画を目指しながらも、一度見たら忘れられないような癖のある表現が特徴です。

最近では、絵本『あいうえおばけのおまつりだ』の挿絵を担当されました。

日本ならではの楽しい妖怪を描かれています。

それぞれが『日本』にこだわって制作された作品をお楽しみくださいhappy01

羽黒洞さん、これからの日本のアートシーンに期待することはなんですか?

  『芸術家にはシャーマンとなって、日本を精神的に豊かにしてほしい・・・ですshine

今回のVARIA出展に際して、一言お願いしますhappy01

  『日本で一番歴史のある百貨店での、新たな試みであるVARIA NAGOYA ART FAIRにて、

   古今の融合を楽しんでいただけるような空間を作り、今まで以上に『日本』にこだわりたいと思っています』

お相撲さんあり、招き猫あり、木彫あり・・・どんな展示になるんでしょうか???

皆様も、お楽しみにheart04

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MEM(東京)、金澤美術(茨城)、ガレリア・グラフィカ(東京)、GALLERY  APA(名古屋)、ギャラリーIDF(名古屋)

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ギャラリー広田美術(東京)、小山登美夫ギャラリー(東京)、彩鳳堂画廊(東京)、相模屋美術店(東京)

中長小西(東京)、西村画廊(東京)、野田コンテンポラリー(名古屋)、羽黒洞木村東介(東京)

平野古陶軒(東京)、ヒロ画廊(東京)、丸栄堂(東京)、メグミオギタギャラリー(東京)、柳井美術(東京)

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松坂屋創業400周年記念「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」

 主催:松坂屋名古屋店、NAGOYA ART FAIR実行委員会

   共催:中日新聞社、テレビ愛知

2011年9/8(木)~9/11(日) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後6時閉場

                  (入場は閉場の30分前まで)

入場料(税込):一般800円、学生500円 (小学生以下無料)

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール TEL052-264-3383(美術画廊)

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2011年8月17日 (水)

【予告】「千松会」

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今秋、表千家而妙斎宗匠ならびに千家十職の皆様方のご支援を賜り、

千家と松坂屋の名を冠して、「千松会」を開催する運びとなりました。

永きに亘って茶道文化を継承・発展させてこられた表千家の世界をご紹介させていただきます。

この機会にぜひご高覧賜りますよう、ご案内申しあげます。

<お茶席のご案内>

会期中、表千家同門会愛知県・岐阜県・静岡県・三重県各支部によるお茶席がございます。

*午前11時~午後4時受付終了。有料(税込1,000円)

【予告】「松坂屋創業400周年記念 千松会」

2011年9/28(水)~10/10(月・祝) 午前10時~午後7時30分

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊 TEL052-264-3383(美術画廊)

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2011年8月15日 (月)

VARIA 出展ギャラリー紹介vol.8<Yoshiaki Inoue Gallery>

Mark_nagoya

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今日は大阪から参加の、Yoshiaki Inoue Galleryさんの紹介ですhappy01

今回のVARIAでは、韓国人の若い女性作家、呉洙珍/Oh Su Jinさん の油彩作品と、

またアメリカで学業修了後、18年間作家生活を過ごしている陶彫作家、田島弘庸/Hirotsune Tashima さんの

ユニークなバナナシリーズを出品予定です。

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↑呉洙珍 Oh Su Jin 「Reflection People」oil on canvas 145×112㎝

Photo_3

↑呉洙珍 Oh Su Jin 「Reflection People」oil on canvas 145×112㎝

Photo_4

 ↑呉洙珍 Oh Su Jin 「Reflection People」oil on canvas 72.5×72.5㎝

どの人も、目力が・・・強すぎる。。。sweat01

でも目を逸らすことができない感じeyedownwardlefteye 

オー・スジンさんは韓国の名門、弘益大学を2009年に卒業したばかりの若い作家です。

在学中からその写実力には定評があり、卒業後すぐ作品に予約が入るなど母国で注目が集まる中、

初個展はこの春日本で行われました。

インターネットやファッション雑誌の記事などで出会う人の顔を、

マスメディアを介してのみ知り得る画像情報から綿密に描写する現代性を帯びた写実絵画。

時代の顔を選び取り表現するオー・スジンさんのまなざしは、驚異的な技術に裏打ちされた描く力と表現力を持ち、

見るものを唸らせるのに充分な説得力を持って迫ります。

Photo_5

↑田島弘庸 Hirotsune Tashima「オーガニックバナナ」陶器

田島弘庸さんは美大在学時の留学体験からアメリカという国の持つ雰囲気を肌で感じ、

自由奔放に制作に打ち込むべく卒業後直ちに渡米されました。

90年代から自分の顔を刷り込むかたちで老若男女、多人種の陶彫刻を制作し続け、

実績を積み上げたことで評価され、現地大学陶芸科の学科長に若くして就任。

今回は自然食ブームを風刺したバナナピープルシリーズをご紹介します。

Photo_6

 ↑田島弘庸 Hirotsune Tashima「オーガニックバナナ」陶器

二人とも自国で学び得た高度な技術を磨き、さらに海外へもアピールしている成長途中の作家さんです。

Yoshiaki Inoue Galleryさんでは、取り扱われる作家達の国籍も、表現方法も様々ですね。happy01

ギャラリーのコンセプトについて教えてくださいhappy01

  『アジアのギャラリスト達から日本では作品が売れないとよく言われます。

   無名の外国人に高い値段は払えないでしょうし、質の問題もあります。

   日本の若い作家たちが海外でも取り上げられる機会が多い中、

   外国の若い作家が日本で紹介されないのは不公平な気もします。

   当ギャラリーでは、ジャンル、国籍などは問わず、技術もさることながら

   しっかりとした姿勢で制作と対峙していると感じられる方々の取り扱いをさせて頂いております。』

国内外のアートフェアに出展されているInoueさん、今後の日本のアートシーンはどうなっていくとよいでしょうか?happy01

  『今後はますますグローバル化が進み、特に中国、インド、東南アジアなど

   アジア圏を中心としたアートマーケットが拡大していくと思われます。

   これらの国のアートフェアに出展する度に感じるのですが、

   一般の方々にアートを買うという事が日本とは比較にならないくらいに定着しています。

   税制の問題もあろうかと思いますが、国内マーケットの空洞化が心配です。

   もっとアートに親しんでいただけるようになって欲しいし、

   そのためにも百貨店という一般の方々に親しまれる場所でアートフェアを行うことは意味があると思います。

   投資目的ではなく本当にアートが好きな方に多く来ていただきたいです。』

それでは、名古屋での出展にあたって一言お願いしますhappy01

  『今回は取扱い作品もそれぞれ個性的で、普段の活動や発表の場も多岐にわたる

   ギャラリーメンバーで構成されているので、作品とともに各ギャラリーの個性にも触れられる

   興味深いフェアになります。

   私自身はじめてアートフェアに接したのも80年代の名古屋でした。

   もともと現代美術が盛んだった名古屋にも無かった新しい試みになると思いますので、

   多くの美術ファンに楽しんでいただきたいと思います。』

そうなんです。名古屋って現代アート先進県だったそうなんです。

今まで地元でフェアがなくて、東京や京都、大阪にいらしていた名古屋のアートファンの皆様。

ぜひぜひこの機会をお見逃しなくhappy01

今一度、名古屋で現代アートブーム、起こそうではありませんかgood

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2011年8月13日 (土)

VARIA 出展ギャラリー紹介vol.7<ギャラリー椿>

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VARIAのチラシを出展ギャラリーさんで配布していただいているので、

このごろこのブログにも"VARIA"で検索して見てくださる方が多くなってきたみたいhappy01

"VARIA"、浸透してきたかなぁ・・・と思う今日この頃ですdelicious

今日は「ギャラリー椿」さんの紹介とまいりましょうsign01

ギャラリー椿さんがあるのは東京の京橋。

Photo_8

オープンから28年。主に現代美術の作家約40名の作品を取り扱い、年に企画展を20本開催していらっしゃいます。

特に将来性のある若手作家の紹介に力を入れられていて、コレクション展や年に一回のオークションなど、

展示の形式も変化をつけながらお客様が楽しめる工夫をされています。

VARIAでは、5人の作家を紹介してくださる予定です。

Photo_9

 ↑山本麻友香 Mayuka Yamamoto「Bat Boy」F80(145.5x112.1cm)

2009年 oil on canvas

まずはじめに、ギャラリー椿を代表する作家としてワールドワイドに活躍する山本麻友香さん。

無表情な子供が動物の気ぐるみを着ている幻想的な作風で、多くのファンの心をつかんでいます。

Photo_10

 ↑門倉直子 Naoko Kadokura「卒業-1」F6(40.9x31.8cm)

2010年 oil on canvas

門倉直子さんは少女の顔ばかり書いているユニークな作家で、

アジアのみならず、欧米にもファンを広げています。

日本の‘いま’という時代を非常に切実に表現。

今回名古屋の皆様に初めてご覧いただくということで、名古屋を題材に現在制作中だそうです。

楽しみですね new

Photo_11

 ↑真条彩華 Ayaka Shinjo「能天使」F10(53x45.5cm)
  
  2010年 絹、墨、顔料、箔

真条彩華は期待の新人。

日本画の繊細さを、存分に耽美的な作風に生かしています。

Photo_12

 ↑合田佐和子 Sawako Aida「笑うマリリン」P30(90.9x65.1cm)

  2010年 oil on canvas

合田佐和子さんは60年代から日本のアンダーグランウンドカルチャーシーンを引っ張ってきたアーティストです。

今回は多彩な創作活動の中から「女優」シリーズの絵画を展示します。

マリリン、すご〜いインパクトheart02heart02heart02

実物サイズで見るのが楽しみですhappy01

3

 ↑木村繁之「木霊」13.5x67x13㎝
  
  2011年 陶

これは木村繁之さんの陶彫刻。版画と陶立体で作品を発表している作家です。

今回は人々の祈りの形のような「ひとがた」たちを展示します。

この「ひとがた」たちは静謐さをたたえ、息をのむような美しさと緊張感のある作品です。

このように、ギャラリー椿さんが今回展示する作品は、生活空間にとりいれて気持ちよく暮らせる作風であり、

なおかつコアなアートファン、熱狂的なコレクターに訴えることができる現代美術の作家です。

ところでギャラリー椿の椿原さん、今後の日本のアートシーン、どうなっていくと良いでしょうか?happy01

  『バブル経済崩壊後、ネット社会の構築によるグローバル化の中にあって、
 
   国内需要だけに特化していたわが国の美術市場は大きな転換を迫られることになりました。

   その結果、国内だけの評価ではなくグローバルな評価が求められ、

   今の日本の社会状況を背景とした現代美術が世界のアートマーケットで注目を浴びるようになっています。

   今後益々そうした傾向は顕著となり、わが国の美術業界はグローバルな評価を念頭に、

   日本独自の文化の育成に努めなくては、文化後進国の誹りは免れません。

   そうした観点から、今回の百貨店美術部と美術商が一体となって現代美術のアートフェアーを開催したことは、

   大変意義あることと考えます。

   今後出来うるなら、海外の画廊の参加も見据え、「VARIA」が国際アートフェアーとして

   発展していくことを期待します。』(椿原弘也)

名古屋への出展に際して、一言お願いしますhappy01

  『名古屋での発表は初めてなので大変楽しみにしております。

   ギャラリー椿の作品はなんといっても、生活空間に取り込みやすく、

   さらに心地よさを与えてくれる特色があります。

   しかしその特色だけではない、アートファンを納得させるだけの力を持った作品です。

   名古屋のアートファンの皆様に楽しんでいただけたら幸いです。』

作品を買って帰る→家に飾る→なんとなく心地よさを感じる→日々の暮らしがちょっと変わる・・・

そんなアートの力を感じる人が1人でも多くなったらいいな・・・と私たちも思っていますhappy01

ご来場、お待ちしておりますhappy01

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Since Gallery Tsubaki was founded in 1983, it has focused mainly on Japanese contemporary artists.

Currently, the gallery supports over 30 artists and works to continuously exhibit them throughout the year.

Since 2004 the gallery has participated in several art fairs throughout Asia.

Through exhibiting on the world stage, the gallery works to extend the circumstances in which its artists may be

exposed to new experiences which contribute to their own creative inspiration.

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松坂屋創業400周年記念「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」

 主催:松坂屋名古屋店、NAGOYA ART FAIR実行委員会

   共催:中日新聞社、テレビ愛知

2011年9/8(木)~9/11(日) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後6時閉場

                  (入場は閉場の30分前まで)

入場料(税込):一般800円、学生500円 (小学生以下無料)

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール TEL052-264-3383(美術画廊)

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2011年8月12日 (金)

志賀英二・まつださゆりガラス2人展。

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松坂屋名古屋店アートプレースでは、「志賀英二・まつださゆりガラス2人展」を開催中happy01

とっても涼しげなガラス作品の展覧会です。

吹きガラスによる渦巻き模様シリーズや、新作のラインドローイングシリーズが好評のお二人はご夫婦。

オブジェを中心に、花器、テーブルウェアー、銀彩ジュエリーなど約100点を展示即売しています。


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 ↑志賀英二「ラインドローイング大皿」税込294,000円

   *日本クラフト展奨励賞受賞作品

その昔、命の象徴の文様として使われていた年輪。

最近は、木目をテーマにした作品作りをされているそうです。

リズミカルでのびやかな雰囲気を、独自の技法で表現した作品です。


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大工さんの息子さんだった志賀先生。

自然に、心地の良い模様(木の木目)=現在の作風になっていたそうです。

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 ↑志賀英二「宙吹き面取硝子花器(白)」税込472,500円


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 ↑「スクエアボトム」税込210,000円

こちらはDMの写真の作品です。個展開催にあたって名古屋をイメージして作られました!

志賀先生の名古屋のイメージって、こんな感じなんですね〜happy01


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 ↑志賀英二「渦巻ゴブレット」税込各12,600円

もこもこしたりくびれたり。どこを持ってもしっくり。

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 ↑まつださゆり「だえん皿 青海波」税込26,250円

青海波や麻の葉などの着物の柄を作品に取り入れられているまつだ先生。

和の美しさを感じられる作品を作られています。

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 ↑「銀彩つむぎ皿(金赤)」税込21,000円、

  「銀彩つむぎだえん皿(赤・銀)」「銀彩つむぎ長皿(水色)」各税込16,800円

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人気の銀彩アクセサリーの新作もございます♪♪ 皆様のご来場、お待ちしておりますhappy01

〈作家来場予定〉8/10(水)~8/14(日)、志賀先生来場予定です。

「志賀英二・まつださゆりガラス2人展」

2011年8/10(水)〜8/16(火) 午前10時〜午後7時30分 *最終日は午後4時閉場

松坂屋名古屋店 南館6階アートプレース TEL052-264-3383(美術画廊)

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VARIA 出展ギャラリー紹介vol.6<中長小西>

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Varia_logo

VARIA NAGOYA ART FAIR には絵画だけでなく陶芸や彫刻作品も出品されますhappy01

今日ご紹介するギャラリー「中長小西」さんは、陶芸作品を中心に出品予定です。

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 ↑猪倉孝志「かげを纏うかたち 2009-04」17.8×13.7×13.4㎝

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 ↑深見陶治「彼方へⅡ」 H28.5×W94.0×D9.0㎝

陶芸に造形の深い土地、名古屋ということを意識したラインナップ。

このほかに、八木明さんの磁器に漆を施したオブジェなどが見られるそうですhappy01

中長小西さんは2008年12月に銀座にオープンしたギャラリーで、近現代の絵画・工芸を中心に扱っていらっしゃいます。

Nakakcho1  ←中長小西さんの店内

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中長小西さんって、どんなギャラリーですか?happy01

  『日本の近現代は、平安・桃山と並ぶ文化的ピークのひとつであり、100年、200年後には

   歴史的評価を受ける時代が必ず来ることを確信しています。

   このピークの時代にトップの作品を扱い、現代作家も含めて、後世に継承されていくような

   質の高い作品を紹介していきたいと思っています。

   時を深く見つめ、日本の美術、文化のために少しでも役に立てる仕事をしていきたいと思っています。』

今回VARIAへの出展にあたって、一言お願いしますhappy01

  『東京以外でのアートフェアに出展するのは初めてです。

   複数の作家の作品を用意し、私どもの店の特色を知ってもらえる展示を心がけるつもりです。

   陶芸に造形の深い土地、名古屋のお客様にアピールできる良い機会と捉え、構成は陶芸中心です。

   新たなお客様が、今後東京にお出かけの際に「中長小西によってみよう」と思っていただける

   機会になればと考えています。』

●関連記事   VARIA イベント情報!!  

         VARIA 出展ギャラリー紹介vol.1<相模屋美術店>

         VARIA 出展ギャラリー紹介vol.2<GALLERIA GRAFICA>

         VARIA 出展ギャラリー紹介vol.3<ヒロ画廊>

         VARIA 出展ギャラリー紹介vol.4<ヨコイファインアート>

         VARIA 出展ギャラリー紹介vol.5<柳井美術>

<VARIA NAGOYA ART FAIR 出展ギャラリー>(50音順)

MEM(東京)、金澤美術(茨城)、ガレリア・グラフィカ(東京)、GALLERY  APA(名古屋)、ギャラリーIDF(名古屋)

Gallery Suchi(東京)、GALLERY CELLAR(東京)、ギャラリー椿(東京)、ギャラリー広岡美術(東京)

ギャラリー広田美術(東京)、小山登美夫ギャラリー(東京)、彩鳳堂画廊(東京)、相模屋美術店(東京)

中長小西(東京)、西村画廊(東京)、野田コンテンポラリー(名古屋)、羽黒洞木村東介(東京)

平野古陶軒(東京)、ヒロ画廊(東京)、丸栄堂(東京)、メグミオギタギャラリー(東京)、柳井美術(東京)

YOKOI FINE ART(東京)、ヨシアキイノウエギャラリー(大阪)

松坂屋創業400周年記念「VARIA NAGOYA ART FAIR 2011」

 主催:松坂屋名古屋店、NAGOYA ART FAIR実行委員会

   共催:中日新聞社、テレビ愛知

2011年9/8(木)~9/11(日) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後6時閉場

                  (入場は閉場の30分前まで)

入場料(税込):一般800円、学生500円 (小学生以下無料)

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール TEL052-264-3383(美術画廊)

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「近代陶芸巨匠展」開催中。

Mark_nagoya

松坂屋名古屋店では、先月の日本画に続き、今月は陶芸の巨匠作家の作品が大集合!

今回も見ごたえたっぷりですhappy01

まずはじめにご紹介するのはこちら・・・

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 ↑板谷波山「青磁香炉」共箱

板谷波山は、「職人」ではない「芸術家」としての陶芸家の最も初期の存在です。

陶芸家としてはじめて文化勲章を受章し、陶芸家の社会的地位を高めたことで知られています。

品格ある作品と求道的ともいえる生き方は、今なお人々を魅了し、2004年にはその生涯が映画化されたほどです。

この作品はシンプルな三足筒形香炉で、茶道具として珍重された龍泉窯の砧青磁とイメージしながら制作されたものです。

とっても上品な色合いですhappy01

波山は、姿、形、大きさ、彫り方などを少しずつ変えながら、生涯にわたって青磁香炉を手がけました。

つづいてご紹介するのは・・・

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 ↑川喜多半泥子「茶碗 銘『荒磯』」共箱

百五銀行の頭首、津市市会議員、三重県議会議員を経て作陶の世界に入った川喜多半泥子。

「東の魯山人、西の半泥子」と称されるほど、陶芸、書画、写真など、様々な芸術を自ら手がける多彩ぶりでしたが、その中でも主に情熱を注いだのは茶碗づくりでした。

『荒磯』とは、波の打ち寄せが激しい磯のことを指します。

銘のとおり、波の打ち寄せが激しく、海岸が侵食される姿が釉薬で非常にうまく表現されています。

大胆な形もまた、形式にこだわることなくおおらかで自由な作風で知られる半泥子ならではですね。

続いては・・・

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 ↑金重陶陽「備前菱口耳付花入」共箱

備前焼の陶工として、はじめて人間国宝になった金重陶陽。

人気が廃れつつあった備前焼を再興させ、その後も自らの弟子たちを次々と人間国宝に育て上げました。

陶陽なくして近代の備前を語ることはできません。

実は陶陽と松坂屋名古屋店のご縁は深く、陶陽がはじめて展覧会を開いたのがこの松坂屋名古屋店なのですgood

この花入は、非常に人気がある耳付の作品ですが、陶陽の作品には珍しい「菱口」という形です。

半月のような景色になり、片面は肩身変わりのように窯変し、土の色合いなどはまるで古い備前を思わせるような申し分のない作品です。

続きまして・・・

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 ↑富本憲吉「色絵徳利 九谷素地」共箱 昭和18年作

色々な土地に足を運び、独学で技術を身につけることで独自の作陶様式を確立した富本憲吉。

この作品は昭和18年の作品で、裏のサインは八角形で富の文字を囲ってあるのが特徴です。

Photo_6  ←徳利底

日本画家の小倉遊亀は富本憲吉の作品をこよなく愛し、その作品の中にこのような捻り徳利を描いた作品が多く残っています。

「模様より模様を作るべからず」という富本憲吉の名言からもわかるように、彼は古くから伝わる模様を安易に写すことはせず、あくまで自然を写生することで独自の模様を生み出しました。

この作品に見られる模様は「四弁花(しべんか)」と呼ばれるもので、昭和16年頃に庭に咲いていた定家葛(ていかかずら)をもとに創案したものです。

富本憲吉の図柄の中では羊歯模様と並ぶ有名な図柄のこの徳利は、小さいながらも富本らしさが詰まった逸品といえるでしょう。

そして最後にご紹介するのがこちら!

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 ↑荒川豊蔵「梅之繪志野茶碗」共箱 昭和28年作

荒川豊蔵は昭和を代表する美濃焼の陶芸家です。

「志野はあらゆる焼き物の中でも、最も日本的な味わいの深い焼き物」という言葉からもわかるように、豊蔵は志野をこよなく愛した陶芸家の一人です。

また豊蔵は、それまで瀬戸の焼き物だと思われていた志野が実は美濃で焼かれたものだったという大発見をした人物でもあります。

この作品はかなり貴重な逸品shine

昭和28年の作で、昭和52年刊行の「荒川豊蔵自選作品集」に掲載されているのです。

沢山の作品の中から、豊蔵自身が選んだ自信作のひとつ。

桃山時代の志野を思わせるような作品で、やわらかな白い肌に素直な雰囲気の梅の図が描かれています。

自選作品集にはこの人気の梅の図は少なく、希少価値のある作品です。

また、このお茶碗の大きな特徴はその軽さ!

手に持ってみると、志野茶碗とは思えないような軽さにびっくりします!

作品の状態も大変きれいで、“逸品”としてこれまで大切に扱われてきたことがうかがえます。

ブログではほんの一部しか紹介できず残念。。。

これ以外にも巨匠たちの素敵な作品が集まっています。

ぜひ美術画廊へご来場いただき、「逸品のもつパワー」を感じていただきたいですhappy01

<出品作家>

板谷波山、バーナード・リーチ、芹沢銈介、川喜多半泥子、金重陶陽、河井寛次郎、岡部嶺男

濱田庄司、楠部彌弌、三輪休和、中里無庵、藤本能道、三浦小平二、富本憲吉、徳田八十吉

藤原啓、荒川豊蔵、清水六兵衛、小山冨士夫、十三代今泉今右衛門、松井康成、坂田泥華

十三代酒井田柿右衛門、十代三輪休雪、北大路魯山人(順不同)

「近代陶芸巨匠展」

2011年8/10(水)~8/16(火) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後4時閉場

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊 TEL052-264-3383(美術画廊)

 

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