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2011年9月21日 (水)

「ガレ・ドーム展」開催中。

Mark_nagoya

今週の第2画廊は「ガレ・ドーム展」。

毎年春に開催し、人気の高いアール・ヌーヴォーのガラスの美展を

今年は秋にも開催させていただきますshine

今回はポピュラーなガレ、ドームの小品を中心に出品しております。

初めてガレやドームの作品をご覧になる方にもオススメgood

もちろん今までなかったような珍しい作品も揃っていますので、毎年楽しみにしてくださっている

お客様にも十分満足していただける展覧会ですhappy01

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 ↑「ガレ ニワウルシ文花器」

  1900年頃  型吹き、アプリカッシオン、エナメル金彩

  高さ:23.2cm 、径:15.5×12.9cm

こちらは珍しい形の花器に

"Hier en Pleurs Demain en Fleurs"(「昨日の涙、明日の花」)という文字が踊ります。

そしてその文字に絡まるように描かれているのは、

切っても切ってもすぐ元通りに再生する強さを持つ「ニワウルシ」。

繊細なエナメル金彩による描写からは、再生力、そして負けない強さが伝わってくるような気がします☆

作品の中にメッセージをこめることが多かった、ガレらしい作品です。

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 ↑ガレ「風景文ベルジェランプ」

 1927~1931年  型吹き、被せガラス、エッチング、金属製蓋
 
 高さ:17.0cm 径:11.0×7.2cm

ガレなどの作品を用い、装飾性の高いオイルランプを制作することで知られる「ランプ・ベルジェ社」。

フランスで100年以上の歴史を誇るこの老舗が制作した、

なかなか手に入らないガレのアロマランプです!

ガレがエッチング(※)により描き出した優しい風景を眺めながら、

香り付きのオイルにそっと火を灯し、ほのかな香りを楽しむ…

なんて贅沢なんでしょうcrown

※エッチング:沸化水素と硫酸の混合液でガラスを腐蝕させ、文様を掘り出す技法。

何層にも被せたガラスの、保護膜以外の部分を腐蝕させていくことで、

上のような絵画的な模様をつくっていきます。

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 ↑ドーム「木立冬景色文花器」

 1895~1900年  型吹き、ヴィトリフィカシオン、エッチング、エナメル彩
 
 高さ:26.2cm 径:9.2cm

こちらの木立冬景色はドーム作品の中でも大変人気の高い作品です。

今回はこの木立冬景色の作品を2点ご用意しております。

ヴィトリフィカシオンという技法は、ドーム兄弟がよく用いた特徴的な技法の一つです。

*ヴィトリフィカシオン:吹竿でガラス種をある程度吹いたものを、粉末にした色ガラスにまぶし、

再び炉の中に入れ素地によくなじませる技法。

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 ↑ドーム「アヒルと少女文ピッチャー」

 1900年頃  型吹き、エッチング、アプリカッシオン、ジヴレ、エナメル金彩
 
 高さ:11.5cm 径:7.2×5.8cm

こちらはとっても可愛らしいアヒルと少女が描かれた小さなピッチャーvirgochick

ドーム兄弟はこうした、絵画的な文様を得意としていました。

注ぎ口や取っ手の繊細な金色もとっても上品。

金彩の落ち着いた色合いに、アンティークならではの歴史を感じますね。

このほかにもテーブルランプなど、ガレらしい、ドームらしい素敵な作品を沢山ご用意しておりますshine

ぜひご来廊お待ち申し上げております!!

「ガレ・ドーム展」

2011年9/21(水)〜9/26(月) 午前10時〜午後7時30分 *最終日は午後4時閉場

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊 TEL052-264-3383(美術画廊)

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