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2013年1月

2013年1月 5日 (土)

創作人形展、お雛さまを予告展示しました。

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いよいよ1/16(水)から「第2回 人気作家50人による 創作人形展」が始まりますhappy01

心斎橋店南館8階の美術画廊横にお雛さまを予告展示中sign01

いち早く出品作品の一部をご覧いただけます。

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〈関連記事〉
*人形にまつわるエピソードの募集は締め切りました。
 
 多数のご応募ありがとうございました。
「心なごむ和人形、気品あふれるビスクドールなど
 第2回 人気作家50人による 創作人形展」 <展示即売>
2013年1/16(水)~1/21(月) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場
大丸心斎橋店 本館7階催場 TEL 06-6271-1231(代表)

竹村友里 陶芸展@名古屋

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名古屋店第3画廊では「竹村友里 陶芸展」を開催中ですhappy01

●竹村友里 略歴

 1980年愛知県生まれ

 愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科陶磁専攻卒業



土の持つ特性を活かし、陶器ならではの「美しさ」を追求する先生の当店初個展です。

瑞々しい感性から生まれる意欲溢れる新作を展観いたします。

Photo_3_6←会場風景

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 ↑「お喋りマグ」

どこを持ってもOKgood

世界でひとつのポップで可愛い個性派マグ。

おしゃべりしながら飛んだり跳ねたり・・・眺めているとそんなイメージが湧いてきますnote

竹村先生はゆるやかな曲線を作ることで、あたかも“生きている”

ような作品づくりをされています。

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 ↑「回想」

『穴の開いた器や、オブジェのような器。

 私の作る物はこう言われる。

 陶芸の作品は、日常使いできる器か飾り物に区別されるが、

 私はどちらかを強く意識することはない。

 頭の中でデザイン画を描き、土と対話しながら形にする。

 今日制作した物は、こうした経験と技術の延長線上にある。

 ただ思うのは、「美しい」と感じる人がいてほしいということ。

 今回の個展で多くの方が作品と対峙し、その思いを共有できれば幸いです。』竹村友里

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 ↑「瞑想」

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 ↑「Drape」

それぞれの作品の美しさを際立たせる光と影にも注目してみて下さい。

まるで絵画を鑑賞しているような感覚になりますよ。

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 ↑「Drape」

<作家来場予定> 12/31(月)・1/2(水)~1/6(日) ※6日(日)は午後4時まで

みなさまのお越しをスタッフ一同心よりお待ちしておりますhappy01

「竹村友里 陶芸展」(Yuri Takemura Ceramic Works)

2012年12/31(月)~2013年1/8(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後4時まで

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊 TEL052-264-3387

2013年1月 4日 (金)

「中島千波作品展」@静岡

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明けましておめでとうございますfujifujifuji

松坂屋静岡店の美術画廊は2013年も魅力的な展覧会を開催してまいりますhappy01

さて、新年を飾るのは「中島千波作品展」。

現在、東京藝術大学美術部デザイン科教授として教鞭をとられ(本年三月末ご退任予定)

「桜の画家cherryblossomcherryblossomcherryblossom」として知られています。

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 ↑「上伊那 慈福院の枝垂桜」8号F 日本画

桜は古来より歌や文学にも登場し、

日本人とは切っても切り離せない関係で、いわば日本人の心といえる存在です。

そんな桜を華やかに、幻想的に描かれる中島先生の作品は、

観る人の心を捉えて離しません。

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 ↑「枝垂淡紅梅」6号F 日本画

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 ↑「白牡丹(1)」シルクスクリンーン 51.0×81.0㎝

今回は桜を含む新春にふさわしい花を中心とした日本画、版画約50点を展示即売いたします。

皆様のご来場お待ちしておりますhappy01

「中島千波作品展」

2013年1/2(水)~1/8(火) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後5時閉場

松坂屋静岡店 本館6階美術画廊 TEL054-254-1111(代表)

孤高の建築家・白井晟一の書@名古屋

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松坂屋名古屋店第2画廊の新年は建築家・白井晟一の書で幕開けsunfujisun


高村光太郎賞、日本藝術院賞など、数々の賞を受賞し、

現代建築界に不滅の足跡を遺した白井晟一。

その活躍は建築の枠を超え、エッセイ、装丁、カリグラフ、そして書まで及びました。

今回ブログでは、作品とともに、

白井晟一の印象的なことばをご紹介したいと思いますhappy01

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 ↑「涅槃(ねはん)」

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 ↑「通玄究(つうげんきゅう)」


「“書”をする人の中には、
書いていく途中で自分の字をデザインし、

 作っていく人もいるようだが、私にはそれができない。

 筆をおとしたら、それっきりである。

 紙を突き抜けるように一気に書く。

 日本の紙は、この筆力を支えきれず破けてしまうし、

 筆も時には一週間に一本つぶしてしまう。」

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 ↑「喚猛(かんもう)」

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 ↑「馬鳴(まめい)」(顧之居書帖 二 掲載作品)

「書くという行為は、もはや私にとっては肉体化してしまい、そこにはわざとらしさがない。

 (中略)

 そうやって、十時間も続けて書いていると、

 疲れてやめようかと思う頃になって、ようやくいい字が書ける。

 疲れてくるということは、雑念がなくなるということなのだろうか。

 しかし、それが明日につながるということは決してない。

 一日の書き始めは、いつも振出しに戻ってどうも気に入らない。」

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 ↑「無定」

「では、なぜこのよう私は書き続けるのか、

 飽きないでやっていけるのか。

 それは、書は無限で、簡単に行きつくものではないからであろう。

 二十年、こうして続けてきても、なお相手が無限であるとは恐ろしい気もするが、

 その追いつけないというところに飽きない原因があるのだろう。」

※「」内の文:「白井晟一全集 別巻Ⅰ 白井晟一の眼Ⅰ」の「書」より引用


孤高の建築家・白井晟一。

同世代の建築の世界では神話化されるほどの特異な存在だったそうです。

書道家ではないものの、芸術品として世に認められた、個性溢れる「書」の数々。

ぜひご覧下さいませhappy01 (K)

「白井晟一 書展」

2012年12/31(火)~2013年1/8(火) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後4時閉場

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊 TEL052-264-3384(第2画廊直通)





「用の美」民藝巨匠名品展@名古屋

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明けましておめでとうございますnewfujinew

2013年も松坂屋名古屋店の美術画廊では魅力的な催しをたくさん紹介していきますhappy01

変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申しあげます。


さて、新年1発目の催しを早速ご紹介いたしましょうsign01

第1画廊は「用の美」民藝巨匠名品展shine

柳宗悦(1889~1961)が提唱した、

無名の職人が作った日常品の中に「用の美」を見出す「民藝運動」。

その民藝運動に自らの創作活動を捧げた、

今は亡き巨匠たちの風趣溢れる作品の数々をご堪能下さいませhappy01

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 ↑河井寛次郎 「三色俵壷」河井紅葩識)

民藝運動を生み出した一人として知られる河井寛次郎。

こちらの三色俵壷は、赤、緑、黒の釉薬を大胆に打ち付けた、

アクションペインティングのような手法を使っています。

柳宗悦から「色の天才」と称された寛次郎らしい作品です。

70歳前後のときに作られたものですが、前衛的でかっこいいですねgood

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 ↑河井寛次郎 「白瓷六方鉢」共箱

こちらは青みがかった白瓷が美しい鉢。

晩年、河井寛次郎が最も興味を示したとされる「造形の美」が感じられる作品です。

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 ↑濱田庄司 「鐵砂赤繪扁壷(春去春来)」共箱

お次は河井寛次郎の無二の親友であり、民藝運動の中心人物だった濱田庄司の作品。

壷の表と裏にそれぞれ「春去」、「春来」という文字が描かれています。

春が過ぎて、やがて冬になってもまたあたたかい春はやってくるのですbudcherryblossombudcherryblossom

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 ↑ 濱田庄司 「青釉流描角盛皿」共箱

益子の伝統的な釉薬を好んで使用した濱田庄司。

こちらは青緑色が美しい「青釉」を使用したお皿。

柄杓などで釉薬を流し掛けて模様を作る、濱田庄司が得意とした技法で作られました。

大胆に十字に描かれた黒と白のラインがかっこいいlovely

最初に紹介した河井寛次郎の壷に通ずる偶然性を活かした作品です。


濱田庄司は益子で作陶する以前に、

日本で出会った英国人陶芸家・バーナード・リーチとともに

4年ほどイギリスで窯を築き作陶していました。

次に紹介するのがバーナード・リーチの作品です。

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 ↑バーナード・リーチ
  左:「白釉縁黒花瓶」(濱田晋作識)

  右:「段重」共箱 1934年作

バーナード・リーチは「東と西の結婚」、

つまり東洋と西洋の文化の融合を自らの使命としていました。

「段重」が作られた1934年は、バーナード・リーチが14年ぶりに来日を果たし、

柳宗悦に協力し、民藝運動を支えた時期です。

そんなバーナード・リーチが陶芸の道へ進むきっかけを作ったのが、次に紹介する富本憲吉。

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 ↑富本憲吉 「染附花字皿」共箱 昭和32年作

独学で技術を身につけ、人間国宝になった富本憲吉。

こちらの作品は、箱書きがユニーク!

「石橋美術館よりの映画撮影に出演して 

 実技を示すため繪付けしたるもの」

と書かれています!

最後にご紹介するのが、

木工芸家として初めての重要無形文化財保持者となった黒田辰秋。

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黒田辰秋は木工芸の匠の美を見事に表現しました。

こちらの作品は全て螺鈿(らでん)と呼ばれる、

貝殻を切って器物の表面に装飾する技法でつくられたもの。

素材に逆らうことなく、自然のままの美しさを保つことを大事にしていた黒田辰秋の、

おおらかな作風はとっても美しいですね。

この他にも、民藝運動に賛同した巨匠たちの素晴らしい作品が並んでいます!

ぜひ松坂屋名古屋店美術画廊へお越し下さいませ。(K)

「用の美」民藝巨匠名品展

2012年12/31(月)~1/8(火) 午前10時~午後7時30分 *最終日は午後4時閉場

松坂屋名古屋店 南館6階美術画廊 TEL052-264-3383(第1画廊直通)