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2014年10月

2014年10月31日 (金)

開催中!「薩摩焼 橋本陶正山 茶陶展」@大阪心斎橋

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大丸心斎橋店にて橋本陶正山(はしもととうしょうざん)先生の茶陶展がはじまりましたconfident

 

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昭和4年 橋本陶正山窯を創立。
昭和50年 鹿児島山形屋にて初個展。
昭和21年 東京小田急百貨店、大分トキワにて個展。
平成元年 大丸心斎橋店にて個展。
これまでに全国各地にて個展を開催されていますが、心斎橋店では
26年ぶりの個展となりますshine

 

 

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今回は表千家の先生方にもご協力いただきお呈茶席も設けております。

 



 

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蓋置や香合など薩摩焼の可愛らしい作品。

 

 

 

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「山水絵六角香合」
細かな色絵と水墨風景の表現がしっかりとなされています。

 

 

 

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「菊牡丹文瓢箪水指」
きらびやかな金彩と菊と牡丹の色絵が映えます。

 

 

 

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「桜筏絵茶碗」
側面に桜が描かれていますが、内側には小さな桜の花びらが1枚。

 

 

 

 

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「青海波文茶碗」而妙斎宗匠書付

 

 

 

 

 

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「青海波文鉄線絵茶碗」而妙斎宗匠書付

 

 

 

 

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「菊桐唐草文茶碗」而妙斎宗匠書付

 



初期の薩摩焼においては豊臣秀吉の文禄・慶長の役ののちに
島津義弘の保護の下に発展したとされています。
薩摩焼は大きく分けて白・黒のふたつあるそうです。


<白薩摩(白もん)>
もとは献上品などの御用窯作品で、豪華絢爛な色絵錦手が主なもの。
元々は苗代川焼と呼ばれ、薩摩焼とは名称を異にしていたそうです。


<黒薩摩(黒もん) >
白薩摩に対して、日用雑器として焼かれた陶器。鉄分含有量の多い土
を用いるため、黒くなる。黒ヂョカ(茶家)と呼ばれる素朴な土瓶は
現在も焼酎を飲むときには出てくることがあるのでご存知の方も。

また幕末から明治初期に、京都で欧米への輸出用として伝統的な日本の
デザインを意識して京薩摩が作られました。
横浜や東京で絵付けされ、横浜港から輸出されたものは
横浜薩摩と呼ばれたそうです。

白薩摩の淡い黄白地の温かな陶肌。濃淡の変化が豊かで品格の高い
絵付けが美しい橋本陶正山先生の作品の数かずをごらんくださいshine

 

 

「薩摩焼 橋本陶正山 茶陶展」
会期 : 10/29(水)~11/4(火)最終日は午後5時閉場
会場 : 大丸心斎橋店南館8階美術画廊

大丸心斎橋店代表TEL 06-6271-1231

大丸心斎橋店のホームページはこちら

2014年10月29日 (水)

日本画礼賛。「菱田春草展」@東京国立近代美術館

東京国立近代美術館で開催中の「菱田春草展」を見に行きました。

36歳の時、あなたは何をしていましたか?

どんな夢を持ち、どんな悩みを抱えていましたか?

36歳は春草が没した年齢です。

東京美術学校(今の東京藝術大学)卒業の翌年に画壇デビューしてから亡くなるまで、

その画業は実に15年。

会場には春草の『全力』が詰まっていました。

また、日本画の素晴らしさもあらためて感じる展覧会でした。

ともすれば、ピカソやシャガールや、ルーブルやオルセーやと、

海外ものに目が向くのですが、

海外の巨匠に負けてないと思います。

多くの方に見ていただきたい展覧会です。

★菱田春草展公式HPは こちらをクリック

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2014年10月23日 (木)

チューリヒ美術館展に行ってきました。

六本木の新国立美術館で開催中の「チューリヒ美術館展」に行ってきました。

今日の天気は雨rainrainrain

空いてるといいな〜。

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圧巻だったのはモネの「睡蓮の池・夕暮れ」。

縦200×横600㎝の大作です。

モネが夕暮れの光の中、陶然としている様が想像できます。

いわゆる睡蓮の池ではなく、色が混ざった抽象画のよう。

こんなに色々な色を夕暮れの風景の中に見いだしたんですね。

光の移ろいを追い続けたモネ。

光に対する「動体視力」みたいなものが、すごく鍛えられてたのかも・・・。

★「チューリヒ美術館展」公式HPは こちらをクリック

2014年10月22日 (水)

開催中!「丹波 杉原祥公・伸一・幸治 茶陶展」@大阪心斎橋

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近頃すっかり日が落ちるのが早くなってきましたねmaple

さて、本日大丸心斎橋店にて、「丹波 杉原祥公・伸一・幸治 茶陶展」が
はじまりましたhappy01

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祥公先生は、昭和54年に心斎橋店美術画廊で初めての個展を開催、近年では
伸一先生と幸治先生のご子息お二人との三人展を開催いただいております。

 

 

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杉原祥公(すぎはらしょうこう)
昭和21年 丹波立杭に生まれる
昭和37年 京都府陶工訓練校卒
昭和46年 丹波立杭に登窯を築く 丹波青瓷にも取組む
昭和54年 大丸心斎橋店にて丹波青瓷展を開催
昭和55年 高知大丸にて個展
昭和57年 大丸心斎橋にて個展 以降隔年開催
昭和63年 半どんの会文化賞及川記念賞受賞
全国百貨店にて個展開催
日本現代工芸展、全関西展、日本新工芸展入選 

 

 

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「掛け流し耳付花入」税込108,000円

 

 

 

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「刷毛目茶碗」税込162,000円

 

 

 

 

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「古丹波写し鬼ヶ城茶碗」税込97,200円

 

 

 

 

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蓋置や香合などの細工もの。

 

 

 

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「冊子香合」税込41,040円

 

 

 

 



つづいて伸一先生shine

 

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杉原伸一(すぎはらしんいち)
昭和53年 丹波立杭の窯元に生まれる
京都府立陶工高等技術専門校卒
平成16年・18年 大丸心斎橋店ギャラリーにて二人展
平成22年 大丸京都店にて二人展、大丸心斎橋店にて父子展
各地ギャラリー、画廊にて個展開催
父、祥公に師事

 

 

Photo_9「三島墨流茶碗」税込43,200円

 

 

 

 

Photo_11「古丹波釉耳付水指」税込43,200円

 

 

 

Photo_12「雪笹水指」税込43,200円

 

 

 

 

つづいて幸治先生shine

 

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昭和54年 丹波立杭の窯元に生まれる
平成9年 父、杉原祥公に師事し作陶を始める
平成11年 京都府立陶工高等技術専門校成形科卒
平成16年・18年 大丸心斎橋店ギャラリーにて二人展
平成20年 第46回兵庫県工芸展にて奨励賞受賞
平成21年 第47回兵庫県工芸展入選
平成22年 第48回兵庫県工芸美術展入選
     第48回兵庫県工芸展入選
     大丸心斎橋店にて父子展
関西大学初等部ミューズっ子クラブ陶芸講師

 

 

 

Photo_14「飴釉金銀彩鉢」税込41,040円

 

 

 

 

Photo_15「白丹波飛釉鉢」税込32,400円

 

 

 

 

Photo_16「黒釉金銀彩茶碗」税込34,560円

 

 

「日本六古窯」にも名のあがる「丹波立杭焼」。起源は平安時代にまで
遡るとされています。登り窯により最高温度1300度で50~70時間も
焼成されるため松の薪の灰が釉薬と化合して窯変、「灰被り」と呼ばれる
独特な模様と色が現れ、炎の当たり方でひとつづつ異なった表情が特徴と
いわれます。

中世には轆轤を使わず紐作りで成形し、また焼き締めの技法で
制作される壷や甕、生活雑器を生産しました。江戸時代には登り窯で
大量生産されたすり鉢が中部や関東以北にも普及しました。
また小堀遠州の影響で茶器の分野で多くの名品を生み出し、
京焼や美濃焼に影響を受けて釉薬を用いた陶器が誕生しています。
江戸時代後期には篠山藩の保護育成があり多くの陶芸家を輩出しました。

「丹波の七化け」と称されるほど釉薬の種類や装飾技法のバリエーション
が多いことは丹波立杭ならではの特徴といえます。これは時代と共に
生き残りを賭け、陶工や陶芸家たちが切磋琢磨し編み出したからこそ
といえます。先人たちのそういったスピリットが現代にも連綿と続いている
ように思えますconfident

伝統の職人技の数々をぜひご覧くださいませnotes

 

「丹波 杉原祥公・伸一・幸治 茶陶展」
【会場】 大丸心斎橋店南館8階美術画廊
【会期】 2014年10月22日(水)~28日(火)最終日は午後5時閉場

 

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美術画廊の前が「茶道具売場」となっておりますjapanesetea
お稽古もののお道具や懐紙、袱紗から逸品茶道具まで取り揃えております。
また知識豊富なスタッフもおりますので、ご相談くださいませ。
お待ちいたしておりますhappy01

 

clover大丸心斎橋店ホームページはこちら

 

 

2014年10月16日 (木)

二代西頭哲三郎 博多人形展@大阪心斎橋

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本場、博多からいらしていただきました、西頭哲三郎先生の個展が始まりました。

大阪では、京人形や奈良一刀彫などが多く

なかなか見ることのできない<本当の>博多人形の数かず。

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伝統技法に現代感覚を取り入れた、

独自の作風の博多人形、約100点を一堂に展観いたしております。

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↑「霜砧(そうしん)」税込1,080,000円

『霜の降る夜の、きぬた名手として評判を得てきた息子能宣(たいせん)の

 和歌を読み、大中臣能宣の父は息子の慢心さを忠言する

 決意の心の様の姿を制作しました。』   二代 西頭哲三郎

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↑「武勇桃太郎」税込302,400円

愛らしい桃太郎と戌です。

伝統的な博多人形に西頭先生ならではの楽しさが加味された作品です。

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↑「軸 鏡獅子」 税込62,640円

正月の歌舞伎の演目で迫力のある一番、「鏡獅子」がモチーフです。

掛軸の仕立てになっており壁に掛けることができます。

人気のある作品です。

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↑「犬筥古今雛」(いぬばここきんびな)高さ14.5cm×左右20cm

こちらはお嫁入りのお道具として人気の作品です。

安産の願いの犬筥とお雛様が一緒になっています。

娘さんやお孫さんにお贈りになられることが多いです。

●西頭哲三郎(Nishito Tetsusaburo)略歴

1948年 博多人形師、初代西頭哲三郎の長男として生まれる。

1972年 福岡市美術展入選、以降入選多数。

1980年 高松宮家に「春」を献上。

1983年 新作博多人形展、通産大臣賞受賞以降数々の賞受賞。

1996年 秋篠宮家献上品「鯰」香合を制作。

2000年 二代 西頭哲三郎を襲名.

現在、福岡市美術連盟会員、福岡文化連盟会員。

「二代 西頭哲三郎博多人形展 -白肌の伝統美-」

2014年10/15(水)~10/21(火) 午前10時〜午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階美術画廊 TEL TEL 06-6271-1231(代)

-無何有坊-当麻嘉英作陶展@大阪心斎橋

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心斎橋店では3度目となる当麻嘉英先生の個展を開催中ですhappy01

お名前の前に付けられている<無何有坊/むこうぼう>とは、

以前から大変お世話になられているある高名な僧侶様にいただかれた名だそうです。

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<当麻嘉英/とうまよしひで>先生は1953年大阪生まれ、1986年渡仏。

帰国後に登り窯を兵庫県に築かれ独立。

日本新工芸会会員でいらっしゃいます。

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↑「みちのくの旅」 税込194,400円

当麻先生もテーマモチーフでもある椅子のシリーズです。

前に置かれたトランク2つが旅の途中を物語ります。

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↑「夕去りの峠越え-奥の細道」 税込378,000円

奥の細道シリーズです。

今回はしまなみ海道の旅のシリーズも出品されています。

なにか郷愁を誘う陶芸作品です。

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↑「水彩丸鉢五客揃」税込43,200円

うつわの中のコバルトブルーのビードロが目を惹きます。

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↑「水彩丸鉢五客揃」税込37,800円

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昨年から始めれらた自転車のシリーズです。

アメリカやベルギーのバイクだそうです。

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↑「サイクリング#3」税込162,000円

当麻嘉英先生は大丸神戸店と隔年で開催いただいています。

個展のたびに当麻先生の陶芸の方向性の自由な発想と、

登り窯で作品を思い通りにつくり上げる難しさ、

ほかに哲学的なものも感じます。

ぜひご高覧ください。

「-無何有坊-当麻嘉英作陶展」

2014年10/15(水)~10/21(火)午前10時〜午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸心斎橋店 南館8階美術画廊 TEL 06-6271-1231(代)

2014年10月10日 (金)

10/14まで!「第30回 初音会展」@大阪心斎橋vol.3

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 「第30回初音会展」ブログ第3弾、今回が完結編ですhappy01

現在、大丸心斎橋店にて、「院展」で日本美術院賞、奨励賞を受賞した次代を担う作家

24名の新作日本画展を開催中ですshine

今回も出品作家のうち、8名の作品を作家コメントとともにご紹介しますnotes

 

 

 

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「目映い(まばゆい)」

『雨後の晴れ間に照らされた水溜りや轍が好きです。
引き重ねられた轍の跡は、
時の交差の軌跡であり、人々の人生・交差の
軌跡であるように思います。
大回りする車輪、小回りする車輪、
辿る道は違っていても、どの轍も明るい未来に
向かっていく輝かしい軌跡だと思うのです。』

藤井聡子
院友 昭和49年  神奈川県生まれ

 


 

 

 

 

 

 

 

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「朝の音」

『朝のまだ人影がまばらな頃
広島市内をガタンゴトンと力強く走ります。
古い型の味わいのある路面電車が好きで描きました。』

前田 力
院友 昭和46年  千葉県生まれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_1249「花満つ」

『伊豆は伊東の椿園で、地面に散り広がる
花びらに目を奪われて写生しました。
公園を散歩する人たちは、いったい何を
描いているのだろうという顔つきで
私とその目線の先を見比べて通り過ぎてゆきます。
散っても散ってもなくならないほど多くの花が咲く
樹木の命の息吹を感じました。』

牧野伸英
院友 昭和42年  長野県生まれ


 

 

 

 

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「鳥色」

『鳥の色を模した人物を描きました。』

三浦愛子
院友 昭和49年  神奈川県生まれ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「瞬き」


『瞬きをするほんの一瞬に白日夢のような世界が
見えたような気がしました。
曖昧で形も無い、夢のような出来事を
絵にしようと思いました。』

村岡貴美男
招待 昭和41年 京都府生まれ


 

 

 

 

 

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「Red And Flowers」

『モデルになってくれた友人の雰囲気から、
色彩や造形表現を探っていきました。
人間の内面に堆積する時間を表現したいと
思いながら描いた作品のひとつです。』

山浦めぐみ
院友 昭和56年  広島県生まれ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「涼風(すずか)」

『涼しい風が竹林を通り抜け、
ざわざわというざわめきと共に、
青竹と笹の香りが
昔の記憶を呼び起こしてくれる』

劉 煐杲
院友 昭和41年  韓国生まれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「等待」

『この子と出会ったのは中国の貴州省にある村です。
赤ちゃんのような小さい子供でした。
外に出たがっていますが、外の世界が怖くてじっとしている

表情に思わず笑ってしまいました。

帰る場所があるから、
遠くまで行く事ができます。
見知らぬ世界に、最初の一歩を踏み出すことができます。
この安らげる場所は子供にとってとても大切だと思います。』

王 培
院友 昭和51年  中国生まれ


 

 

 

 若手作家たちの表現への探究心が感じられましたでしょうかconfident

10/22(水)~28(火)は松坂屋上野店本館7階美術画廊
12/24(水)~30(火)は松坂屋名古屋店南館6階美術画廊
を巡回いたします。


第30回 初音会展 後援:公益財団法人日本美術院
【会期】 2014年10月8日(水)→14日(火)最終日は午後5時閉場

【会場】 大丸心斎橋店 南館8階美術画廊


clover大丸心斎橋店美術催しのご案内はこちら

2014年10月 9日 (木)

ミッシェル・ドラクロワ特集@大丸東京店

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10/15(水)から、「インテリアアート&ミッシェル・ドラクロワ特集」を

開催いたします。

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↑「バスティーユ通り」アクリル 15号

オリンピックやワールドカップ公認アーティストとして認められる

フランスの巨匠ドラクロワは、

1993年フランスのパリで生まれ、幼少期から自然を愛し、

木々の緑にカラフルに咲き誇る花をみて育ちました。

1950年にパリの美術学校へ入学。

1958年からはパリの高等学校で教鞭をとり同時に油彩の創作活動を始めます。

1966年にはドイツの美術学校にて教授として迎えられ、

彼の代表作ともなる「パリの街角」を制作しました。

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↑「クリスマスツリー」アクリル 4号

1970年代には国際的にも名高い数々のグランプリを受賞し、

1975年にアーティストフランス金賞受賞、

1976年にはコートダジュール大将受賞などの輝かしい実績から、

1996年のアトランタオリンピックや1998年のフランスワールドカップで

公認アーティストとして世界中から名声を獲得するに至りました。

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↑「夜のグランブルーバード」  シルクスクリーン 60x72.5cm

現在でも、フランス不動の巨匠として

世界的認知度の極めて高い画家の一人として挙げられ、

様々な絵画の技法を駆使して光と影を巧みに操ったパリの街角を描いた作品は

多くの人の心を奪い、多くのコレクターを生み出し続けています。

「インテリアアート&ミッシェル・ドラクロワ特集」

2014年10/15(水)〜10/21(火) 大丸東京店 10階美術画廊

clover大丸東京店の情報は こちら

「第30回初音会展」@大阪心斎橋vol.2

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第30回初音会展ブログ第2弾ですhappy01

「初音会」とは、日本美術院の「院展」で日本美術院賞、奨励賞を受賞され、次代を担う作家の

新作日本画展です。第1弾に続き、8名の作家の作品を作家コメント付きでご紹介しますshine

将来を嘱望されている若手作家ならではの感性をお楽しみくださいnotes

 

 

 

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「幻」


『毎年庭先に蝶がやってきます。
蝶は時折、人の魂や霊に例えられますが、
ひらひらと舞い飛ぶその姿は
ただ美しいだけでなく、何かを語りかけてくるような
そんな錯覚を覚えるのです。』
鈴木恵麻
院友 昭和47年 神奈川県生まれ

 

 

 

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「春の雨」


『形式的な文様の美しさに惹かれて近年着物を
モチーフに制作に取組んでいます。
きちんと着付けをした着物よりも直線的なラインを
あえて体のゆるやかな形にまとわせることで、
より女性的な美しさが表現できるような気がします。』

染谷香理
院友 昭和52年  島根県生まれ

 

 




 

 

 

 

Img_1225_4「星の見える空」
『ドイツ・ローデンブルクの城門がモチーフです。
ドイツとチェコを巡るスケッチ旅行の最初の滞在地が
ローデンブルグでした。
1日目、印象的な風物がたくさんありましたが、
ひとつひとつが心に沁みこむというよりは、
つるつると上滑りしていたように思います。
おそらく見るもの聞くものが、私にとってすべて
新奇すぎたのだと思います。
一晩過ごして明るく2日目の朝、まずはこの城門を
スケッチしようと思い、簡易な折りたたみ椅子に
座ったところからやっと、まさに地に足がついて
自分のリズムに戻った感じがしました。
スケッチしたのは朝ですが、この絵の空には
星が見えています。
それはその朝の空の色が、見たことがないほど濃い青
だったので、これほど濃い色なら星も見えそうだな、
とスケッチしながら感じたからです。不思議な朝でした。』

髙島圭史
院友 昭和51年  兵庫県生まれ


 

 

 

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「朝の訪れ」


『夜明け前の横浜・山下公園
犬の散歩、ウォーキング・・・
さまざまな人が集まってくる

そして日の出

朝日を浴びた人々が長い影を引いて動き始める』

髙橋雅美
院友 昭和47年  京都府生まれ


 

 

 

 

 

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「夜店の明り」

『夜店の金魚すくいで、赤い金魚をすくうのは
シロウトである。
入っている数も少なく、デメキンである事の多い
「黒」を狙うのが、子供らの間で尊敬のまなこで
見られるのである。
そんな黒を2匹もすくい、誇らしげにこちらを向く、
日焼けした少女を現わしてみた。
夜店のきらめきも添えて。』

武部雅子
院友 昭和40年  神奈川県生まれ

 

 

 

 

 

 

 

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「風濤」


『躍動する波。
生きものがうごめいているような錯覚を覚える。
するとその怪物に臆することなく
立ち向かう海鳥が現れた。
風を味方にし堂々と翼を広げた
その小さな生命を見て心が躍動した。』

谷 善徳
特待 昭和43年 石川県生まれ


 

 

 

 

 

 

 

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「橋」

『この橋はカンボジアのシュムリアップで
取材したものです。
葉でつつまれ、朽ちかかった橋は
少年時代に遊んだ頃を思い出させます。』

並木秀俊
院友 昭和54年 千葉県生まれ

 

 

 

 

 

 

 

Img_1240「残照の道」

l『飛鳥村を散策したいた日の夕刻、
遠方に大きな桜の木を見つけて足を向けました。
思った以上に距離があり、たどり着いた頃には
木の背後に日が重なって
桜はよく見えなくなっていましたが、
逆光の中ですべてが溶け合うような
景色が印象的でした。』

廣田晴彦
院友 昭和41年  兵庫県生まれ

 

 

 作品のエネルギーにじかに触れたいsign01という方はぜひ足をお運びくださいconfident

 

第30回 初音会展 後援:公益財団法人日本美術院
【会期】 2014年10月8日(水)→14日(火)最終日は午後5時閉場

【会場】 大丸心斎橋店 南館8階美術画廊


clover大丸心斎橋店美術催しのご案内はこちら

2014年10月 8日 (水)

開催中!第30回初音会展@大阪心斎橋

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台風が続いていますが、秋と言えば「芸術の秋」maple

「いやいや食欲だよ」という声もどこかから聞こえてきそうですがcatface

本日より、大丸心斎橋店南館8階美術画廊にて、「第30回初音会展」を開催中ですnotes

 

「院展」で日本美術院賞、奨励賞を受賞し、将来を嘱望される先生方に
特別に制作いただいた新作日本画を一堂に展示しておりますshine
「初音会」は昭和59年に日本美術院の後援を受け発足し、院展の精神を
継承しつつ新しい時代の息吹を伝えようとする意欲的な発表の場として
現在に至っておりますが、今回30回をもちまして終了となります。

最後のチャンスをお見逃しなくsign01

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入口左 看板と院展ゆかりの巨匠横山大観による掛軸「漁火」

 

 

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入口右 奥村土牛「花と壷」8号 初音会は奥村土牛先生に命名いただき
揮毫も奥村土牛先生によるものです。

それでは会場内をご案内しましょうhappy01

 

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初音会のために描いていただいた10号サイズの新作24点の出品です。
今回もそれぞれの作品に関するコメントを先生方からいただいております。
第一弾では8名の作家をご紹介しますnotes

 

 

 

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「persona」
『personaとはどういう意味ですか?』

麻生弥希
院友 昭和52年 和歌山県生まれ

 

 

 

 

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「湯河原の春」
『湯河原温泉の街を抜けて、藤木川に沿って道を上ると不動滝のすぐ手前、
対岸にこの温泉小屋はあった。桜の花の季節だった。

初音会には8年間お世話になりました。

これからも命ある限り画道に精進してまいりたいと思います。ありがとうございました。』

石村雅幸
特待 昭和40年  愛媛県生まれ

 

 

 

 

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「中世の街」取材地:モンテネグロ・ブドヴァ
『ブドヴァはモンテネグロの都市で、アドリア海の中でも最古の都市の1つに数えられる。
かつてはヴェネチア共和国におよそ400年もの間統治されたこともあり、旧市道の建物の多くは
ヴェネチアの様式をとどめているという。
石積みの壁、赤い瓦葺きの屋。素朴で味わいのある建物は永い歴史を感じる。』

岩永てるみ
院友 昭和43年  大分県生まれ

 

 

 

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「五番街」
『28歳で初めてニューヨークを訪れてから、たいへんな感動と魅力から幾度となく訪れた
マンハッタンを描きました。
一流のブティックや高級デパートが建ち並ぶ市内一の
ショッピング街とせわしげに人々が行き交うビジネス街で、
雨上がりの一瞬、タクシーを呼び止める女性のふとした光景に惹かれました。
大都会の裏側にある哀愁を自分らしい観点で描こうと思いました。』

岩波昭彦
院友 昭和41年 長野県生まれ




 

 

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「連環」
『タイトルの「連環」とは輪をつらねること。輪をつらねたようにつなぎ合わせることをいいます。

循環過程を経てひと回りずつ成長していきたい、というテーマの象徴として十二支の一つである

羊とメリーゴーランドを配置しました。羊はサフォークという品種で顔と四肢が黒いのが特徴です。

イギリスのサフォーク州が原産で日本では最もポピュラーな品種のようです。
これまで何気なく見ていたものでも、ふとしたことがきっかけで別の事象として連想することが

あります。それは目の前にある対象の他にこれまでの経験や記憶の断片が積み重なり合って

生まれてくるからなのでしょうか。
羊のもつ愛らしさの中に静かに流れている生命。

その微妙な移ろいを表現したいと思い絵筆をとりました。』

大久保智睦
院友 昭和53年  東京都生まれ

 

 

 

 

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「螺生」
『取材地は鳴門海峡。潮の干満によって生み出される渦潮は、
一日二回見ることができます。
朝と夕に何度も船に乗り取材を重ねました。
自然現象で発生したこの渦潮を見ていると、流れの勢いに吸い込まれそうになるだけでなく、
ここから何か大きなエネルギーを放出しているように感じました。』

狩俣公介
院友 昭和53年  千葉県生まれ

 

 

 

 

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「雨上り」
『坂道ばかりの古い街は、しっとりとした落ち着きをみせ細かな雨に石畳が光っていた

曲がりくねった坂道が丘を巡るように続き、坂を上りきったところで足を止めると
博物館の角のむこうからガタガタきしむような音を響かせながら
呼応するようにトラムが姿をあらわした

両側を建物に囲まれた頭上には、トラムの電線が本当に細かく張り巡らされて
大きなS字のカーブをゆったりと描きながら坂道の下へむかっていた

次第に明るくなっていくむこうの空に緩やかに唱うように繋がっている
雨上がりのリズム』

岸野 香
招待 昭和41年 栃木県生まれ

 

 

 

 

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「南風」
『ついさっきまで東京を眺めていた
山のてっぺんから生ぬるい風に誘われて
反対側へやってきた。
真っ黒な海から吹いてくるそれは
見覚えのある景色を見慣れないものに変えてしまう。

架かる橋が記憶と重なるまで暫く時間がかかった。
心地よくなかった。』

近藤 仁
院友 昭和50年 千葉県生まれ


 

第30回 初音会展 後援:公益財団法人日本美術院
【会期】 2014年10月8日(水)→14日(火)最終日は午後5時閉場

【会場】 大丸心斎橋店 南館8階美術画廊


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