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2014年11月

2014年11月26日 (水)

本日スタート「カシニョール展」@大阪心斎橋

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甘美で優雅な女性を描いて世界的な人気の現代フランス具象画壇の巨匠
ジャン=ピエール・カシニョールの作品が心斎橋にやってまいりましたconfident
大丸博多店からの巡回展となります。

 

「カシニョール展」
11/26(水)~12/2(火)最終日は午後5時閉場
大丸心斎橋店南館8階美術画廊

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「秋のプロフィール」10号 油彩 カンバス
カシニョールの描く女性は、時流にのったハイセンスな装いで、花に
彩られた大きな帽子を深々と被り、時に湖をバックにゆったりと佇み、
時に華麗な花々や緑に囲まれ、時にしなやかな腕を曲げて頬杖をついて
物思いに耽ります。

 

 

 

 

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「公園」 31×46cm 水彩
今回は油彩だけではなく、繊細な筆づかいがわかる水彩もございます。

 

 

 

 

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また貴重な大作のタペストリーも2点出品。

 

 

 

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左:「さくらんぼ」 160×126cm
木の実に手を伸ばす女性の繊細な身体の線や、木々が風によって揺らぐ
緑の躍動感が見事に表現されています。
右:「会話」 146×200cm

1980年にカシニョールはピーター・ションワルドとフレデリック・パシュリ
に、パリのシャルル・プティにある彼らの工房で出会いました。
そこでふたりが織ったカトランとブラジリエのタペストリーを見て、
タペストリーの世界に変化が訪れているのだと気付きます。
よく見られるような平たく味気ない複製ではなく、画家の意図を
理解したうえで、十分な表現がされており、しかも画家の才能に
織師の才能が加わった新たな芸術表現が生まれていたのです。
素材は様々で、羊毛に絹や麻を混ぜたり紙を加えることもあります。

 

 


 

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版画も多数出品。初期に制作されたものもございます。

カシニョールの独特の画風は上品な空気を漂わせながらも、
どこか懐かしい時代の情趣を思い起こさせ、また誰にでも
親しみやすい優しさにあふれ、国を超え、時代を超えて、観る者の
心を掴んで離しません。一目見ればカシニョールの作品だとわかるほど
特徴があります。会場でカシニョールの世界をご堪能ください。

 

 

 

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特選ギャラリーではアイズピリやブラジリエ、シャロワほか海外人気
作家の作品も一堂に取り揃えました。あわせましてご覧いただけたら
と思います。

 

「カシニョール展」
【会期】 11/26(水)~12/2(火)最終日は午後5時閉場
【会場】 大丸心斎橋店南館8階美術画廊

大丸心斎橋店のホームページはこちら

 

2014年11月19日 (水)

本日スタート「マークエステル絵画展」@大阪心斎橋

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本日より大丸心斎橋店にて「色彩の詩人 マークエステル絵画展」がはじまりました。

11/25(火)までの開催です。先生ご本人に会えるチャンスもございますよ。

 

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今回は特選ギャラリーでもマークエステル先生の作品を
一堂に出品いたしております。

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先生は1943年フランス・パリにお生まれになり、アートの道に入られ、
1974年に東洋画と西洋画を融合させた独自の技法を確立させたそうです。

 

 

 

 

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このようなダイナミックな大作も今回は出品いただきました。

1979年にはアメリカ・ニューヨーク州のウッドストックにアトリエを
構えられました。

 

 

 

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鮮烈な色彩で画面から「情熱」が伝わってくるようです。

1982年には来日され東京東急渋谷本店で個展、1989年には
東急文化村のオープニング企画として絵画展を開催されています。

 

 

 

 

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お花、ブーケと日本の風景がモチーフとなった作品が並びます。

日本主要都市、パリ、南アフリカ、ニューヨーク、シンガポール、
上海ほか世界各地で個展を開催されています。

 

 

 

 

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「貴方の心の温かさ」20F 油彩 カンバス

 

 

 

 

 

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「地球に幸せを拡げる」50F 油彩 カンバス

 

 

 

 

 

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「真夏の愛」4F 油彩 カンバス

 

 

 

 


マークエステル先生の壮大なテーマとして、日本の神話があります。
日本各地の大社、神社に絵画を奉納されています。

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「小鳥たちと天照大御神の寛大な愛」20F 油彩 カンバス
現時点で130ヶ所以上の神社に奉納されているそうです。

 

 

 



また今回は陶芸やガラス作品も出品いただきました。

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「天照大御神と天之宇受売命の舞い」 ガラス作品

 

 

 

 

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「天照大御神の愛」 織部焼

このようなご活動により、本年2014年には文部科学大臣より
文化関係者文部科学大臣表彰を受けられました。
日本の神話時代の研究や文化に精通されている
マークエステル先生は本当に日本がお気に入りのようです。

 

 

 

 

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「富士のふもとの花束」 15F 油彩 カンバス



会期中は連日午後1時~5時まで会場にいらっしゃるご予定です。
マークエステル先生の素晴らしい世界をご覧ください。

「色彩の詩人 マークエステル絵画展」
【会期】 11/19(水)~25(火)最終日は午後5時閉場
【会場】 大丸心斎橋店南館8階 美術画廊
TEL06-6271-1231(代表)

大丸心斎橋店のホームページはこちら

 

2014年11月15日 (土)

開催中!「迎春の大掛軸展」@大阪心斎橋

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11/18(火)まで、大丸心斎橋店にて掛軸が大集結する催事「迎春の大掛軸展」を開催中です。

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新年を迎えるにあたり、日本の伝統と格式をご満喫いただける
最高のアイテムが「掛軸(かけじく)」です。

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お正月以外にも、ご結納やお祝い事などにお使いいただく掛軸を
一堂に取り揃えて展観いたしております。

 

 

 

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今回はフロア一面が掛軸づくしです。まだまだございます。

 

 

 

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特選ギャラリーには節句のお軸をあつめました。

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まず端午の節句。
男の子の誕生祝いでお贈りいただくことが多いです。
勢いのある鯉の滝登りや兜の図、武者絵など、勇壮な作品が
やはり人気があります。

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つづいて桃の節句
女の子のお誕生祝でお贈りいただいたり、季節がけでご使用いただいたり、
なにかと人気なお雛様の図・・・。
壇飾りの立派な雛人形をお持ちの方で毎年、お雛様のお人形をたくさん
出して用意するのが大変なので、最近は掛軸だけで済ましているの
という方もいらっしゃいます。

お内裏様とお雛様、右大臣・左大臣、
三人官女、五人囃子、お人形以外で菱餅や雪洞(ぼんぼり)など、
丁寧に出すだけでも大変ですね。
壁にかけられたり、簡易なものが好まれますが、床の間をお持ちのお宅
でしたら掛軸はその空間には最適アイテムです。

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それではお正月にぴったりの作品をご紹介致します。

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中川幸彦「富士飛翔(金)」 税込518,400円

 

 

長いと床に合わないという方には横物も。

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中川幸彦「富士に梅」 税込486,000円


偶然、中川先生の作品2点となりましたが、
ほかにも沢山揃えております。
これだけの掛軸を一堂にご覧いただくチャンスは滅多とございませんので
ぜひお越しいただけたらと思います。



「迎春の大掛軸展」
11/12(水)→18(火)最終日は午後4時閉場
大丸心斎橋店南館8階美術画廊
TEL06-6271-1231(代表)

また横山大観や川合玉堂、前田青邨、堂本印象ほか近代巨匠による
逸品掛軸もございます。

同じフロアで掛軸色紙売場が常設でございますので、掛軸のことは
いつでも係員までお尋ねいただけます。
季節ごとに作品は一部入替えております。
使用目的や四季の時節によって、いろいろと掛け替えていただくのが、
掛軸の醍醐味です。「和」の「雅」の世界をお楽しみください。


大丸心斎橋店のホームページはこちら

2014年11月11日 (火)

輪島塗で新年準備はじめませんか@大阪心斎橋

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「第11回絢爛の美 輪島漆芸逸品展」が大丸心斎橋店南館8階美術画廊
で11/5~11に開催されました。

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芸術院会員の三谷吾一先生、日展会員の佐藤幸一先生の作品を
はじめ輪島の老舗、慶塚工房の逸品を一堂に展観いたしました。
逸品揃いの会場でしたが、100万円を越える高額品だけでなく、
私でも買ってしまおうかな?と思える作品が・・・。

 

 


みなさまご存知のように来年の干支は「未(ひつじ)」です。

 

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慶塚工房 干支 未 飾皿黒 税込77,760円

 

 

 

 

 

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慶塚工房 干支 未 飾皿朱 税込77,760円

 

 

 

 

D

川原和夫 「未」 木彫 税込48,600円

 

 

 

F
田中貴司 「夜咄」 税込156,600円

 

 

 

 

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輪島塗 干支 未 夫婦箸 税込1,620円

以上の作品は心斎橋店南館8階の輪島サロンでひきつづき展開しています。

特に田中貴司先生の漆芸額と輪島塗の干支箸は人気があります。
日本のお正月を「和」の極み、輪島塗アイテムで愉しんでみませんか。

 

《お問い合わせ》
心斎橋店代表TEL06-6271-1231
大丸心斎橋店のホームページはこちら

2014年11月 7日 (金)

ギャラリーリニューアルオープン「カシニョール展」@福岡天神

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大丸福岡天神店のアートギャラリーが、この度リニューアルしました。

こけらおとしの展覧会は「カシニョール展」。

ジャン・ピエール・カシニョールの作品の中には必ず、

優雅な雰囲気のパリジェンヌたちがいます。

“La vie en rose” (ばら色の人生)

まわりの景色や空気を味わうこと、ぼんやりと物思いにふけること、人との会話を楽しむこと・・・

人生を楽しむことを思い出させてくれます。

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今回の展覧会に、カシニョール氏がビデオメッセージを寄せてくれました。

その中で彼は

「近年日本は大変つらい体験をしました。

日本の皆さまにとって私の絵が安らぎや希望をもたらすようなら幸いです」と言っています。

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インタビューに答えるカシニョール氏。

後ろの絵は、愛娘を描いた作品です。

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この春パリでお目にかかったカシニョール父娘。

絵のモデルはこの娘さんです。

パリの薫りが満ちる、新しいギャラリーへぜひお越しください。

「カシニョール展」

2014年11月5日(水)~11日(火) 午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場

大丸福岡天神店 6階美術画廊 TEL 092-712-8181(代)



 

2014年11月 1日 (土)

開催中!「信濃橋洋画研究所の画家たち 大阪近代洋画のあゆみ展」@大阪心斎橋

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11/11(火)まで、大丸心斎橋店にて「信濃橋洋画研究所の画家たち 大阪近代洋画のあゆみ展」を開催中ですshine

 

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明治末期から大正・昭和初期にかけて、大阪が繁栄を見せた大大阪
(だいおおさか)時代をご存知でしょうか。
大正14(1925)年関東大震災から2年後には大阪の人口は211万人に達し、
東京市を上回り日本一、世界でも6番目の人口を持つ都市になります。
経済の急速な発展もすさまじく、日本を牽引する大都市でした。

 

 

 

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その時代に「大阪に文化人の集うサロンを」と信濃橋洋画研究所が誕生
しました。大正13年に開設されたこの研究所は多くの画家と文化を大阪
から発信していきます。

 

 

 

 

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これまで「和」が中心であった時代から、「モボ」(モダンボーイ)、
「モガ」(モダンガール)と呼ばれる洋装の若者が街を闊歩し、地下鉄
御堂筋線の開通やモダン建築による街並みの近代化が進んでいきます。

 

 

 

 

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当時は日銀などだけにあったというエレベーターを設けた日清生命ビルの
4階2部屋を借り切って信濃橋洋画研究所はスタートします。画壇は東京や
京都を中心に動いていましたが、これを機に大阪がクローズアップ
されていくことになります。

 

 


それでは主要な作品をご紹介いたします。

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鍋井克之(なべいかつゆき1888~1969年)「紫陽花と桃」油彩4号

 

 

 

 

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小出楢重(こいでならしげ1887~1931年)「裸婦」油彩・ガラス 8.5×14.3cm

 

 

 

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黒田重太郎(くろだじゅうたろう1887~1970年)「果物籠」油彩8号

 

 

 

 

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国枝金三(くにえだきんぞう1886~1943年)「草花」油彩8号

 

 

 

 

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古家 新(ふるやしん1897~1977年)「日の出」油彩8号

 

 

 

 

 

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小出三郎(こいでさぶろう1908~1967年)「チューリップ」油彩10号

 

 

 

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田村孝之介(たむらこうのすけ1903~1986年)「牡丹」油彩10号

 

 

 

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向井潤吉(むかいじゅんきち1901~1995年)「春盡 長野県倉科」油彩12号



明治40年にすでに画塾を開設していた赤松麟作は、信濃橋洋画研究所に
刺激され、大正15年心斎橋の丹平ハウスに移転。「赤松洋画研究所」
として再スタートし、のちの具体美術(GUTAI)の中心人物の
吉原治良を輩出ています。

信濃橋洋画研究所の受講生は、呉服店からの経営の革新を目指す百貨店
の宣伝部のデザイナーとしても在籍しました。(向井潤吉は髙島屋に勤務)
百貨店はモダン文化の発信地でもあり、三越呉服店は大正6年に地上7階建
の北浜の店舗を新築。10年には備後町に白木屋呉服店が、11年には
心斎橋のそごう呉服店の南隣に大丸、高島屋も長堀橋筋に新店舗を開設。
12年には日本橋筋に松坂屋もオープンしました。
モダニズムに溢れた豪華なポスターやパンフレットが制作され、
百貨店の隆盛でデザイナーたちの意気も上がり、単なる図案の仕事から
より斬新な意匠やグラフィックデザインといった新しい領域、すなわち
アートへ関心を高めていったのです。

「信濃橋洋画研究所跡」の石碑は大丸心斎橋店から地下鉄で一駅はなれた
あたり、長堀通りと四ツ橋筋の角に建立されています。

信濃橋洋画研究所は昭和6年、小出楢重の死去とともに幕を閉じますが、
同年、研究所は中之島の朝日ビルディングに移転して「中之島洋画研究所」
としてさらに発展して行きます。(昭和19年戦争激化に伴い閉鎖)

街中を歩くと、ふとしたことから石碑などに遭遇します。
大阪は江戸時代は天下の台所として町人文化が盛んであったこと、
またこの時代でも日本経済の中心だったことなどがあり、
調べていくとさまざまな文献と出会うことができます。

身の周りで気になることを調べていくうち、
意外な接点が出てきたり、発見があります。
探究心はいくつになっても旺盛でいたいものです。

 

「信濃橋洋画研究所の画家たち 大阪近代洋画のあゆみ展」

会期:2014年10/29(水)~11/11(火)最終日は午後5時閉場
会場:大丸心斎橋店南館8階美術画廊

あなたも、大阪文化の歴史に触れてみませんかconfident

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