アートの街パリ〈ピカソ美術館編〉
パリアートレポート第2弾は、
10月28日にリニューアルオープンとなった、ピカソ美術館です。
入り口に向かう行列
なんせ2009年に改装のため閉館して以来の待ちに待ったオープンですから、
無理もないかも。
40分程度並んでようやく入口前。
インターネットで事前にチケットを購入しておくと、少し優先的に入れます。
そしていよいよ館内へ・・・。
撮影OKなんだ〜 ビデオ撮影してる人もいました。
イヤホンガイドを聞きながら、熱心に鑑賞する人たち。
作品と共に、それに関連するピカソのコレクションも展示されています。
この建物自体、とても美しい歴史的建造物です。
ピカソ美術館の収蔵品は、遺族が相続税として物納した作品が中心となっています。
「ピカソの最大のコレクターは私だ」とピカソ自身が言っていたほど、
死亡時にピカソが所有していた作品は膨大で、
それらの中から厳選して物納されたと言われていますので、
展示作品はピカソの生涯を網羅し、あらゆるジャンルの作品があり、
とても充実しています。
愛人のひとり、ドラマールの肖像。
彼女は写真家で、ピカソの「ゲルニカ」の制作過程を撮影した写真を多く残しています。
目鼻立ちのはっきりした美人だったんだろうな・・・赤いマニキュアが好きだったのかしら。
彫刻作品も。
セラミックも。
銅版も。
目ぢからが強烈なピカソさん自身の写真も。
最上階の窓からの眺め。
巨匠ピカソのパワーが充満した美術館でした。
満足感100点です!
近々パリにいらっしゃる予定がございましたら、ぜひお運びください。
ピカソ美術館の公式サイトは こちら