【2018年7月】 大丸心斎橋店アートインフォメーション
大丸心斎橋店美術画廊・現代陶芸サロンで開催される
7月の展覧会のスケジュールをご紹介いたします。
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「一水会 岡崎浩・児島真澄・下森勝之 洋画三人展」
【会期】6/27(水)→7/3(火)
【会場】美術画廊
日展系一水会を舞台にご活躍される3人の先生方のグループ展です。
古都の風景や人形、明るい花を描いた作品など、
それぞれに個性ゆたかな作品約30点を出品いたします。
↑児島真澄「つりがね草」 油彩 8号F
「西田宣生 作陶展」
【会期】6/27(水)→7/3(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
透明感のある白磁に施された刷毛目は、
墨汁で勢いよく描かれたような小気味よさを感じます。
人気の「碧の器」「墨彩の器」シリーズに加え、
新たに「鎬」が目を惹く作品を手がけられる西田先生。
丹念に磨かれた磁器の、滑らかな手触りに魅了されます。
近年では手捻りによる、粉引や黒どべの茶碗の制作にも挑戦されています。
食卓に爽やかな風を吹き込むうつわの数々。どうぞご高覧くださいませ。
↑西田宣生「墨彩の器」47.2×40.3×高さ29.5㎝
「~古希記念~ 小倉和雄絵画展」
【会期】7/4(水)→7/10(火)
【会場】美術画廊
見る人の心を絵の世界に陶酔させるような雰囲気をただよわせ、
画面から感じとれる伸びやかな筆づかいは、
夢の世界へといざなうようです。
〈作家来場〉会期中毎日
↑小倉和雄「ベネチア・グランカナル」 油彩 M15号
「鈴木涼子作瓷展 青花眩暈(せいかげんうん)」
【会期】7/4(水)→7/10(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
中国青花の踊る唐子絵と李朝白磁水滴の肌に魅せられ
古陶磁を学ぶことを決めて十余年を経ました。
この間に唐子絵は青花から五彩や豆彩へと展開し、
より魅力ある青花、磁肌を求めやってきました。
今、更にこれまで研究した胎、釉 呉須等について
もう一段深いところで捉え直す必要を感じています。
私の小さな日常を無限に広げてくれた古陶磁に学びながら
今を生きる焼物を造り続けます。
鈴木涼子
↑鈴木涼子「青花五彩樹下遊嬰図方盤」
「佐藤潤絵画展-新たなる花鳥百獣の世界-」
【会期】7/11(水)→7/17(火)
【会場】美術画廊
生き物たちの魅力を独創的に描き出す画家、佐藤潤先生。
絶滅危惧種の動物たちや保護が必要な自然を描く他、
動物にまつわる風習や吉祥などを作品の要素として取り入れることで、
新たな動物画の世界を創り出しています。
自然環境への配慮から画紙にもこだわり、
竹100%の手漉き和紙「竹紙」を使用しています。
本展では最新作を含む30点を展示いたします。
〈作家来場予定〉7/13(金)・14(土)・15(日) 各日午後1時-6時
↑佐藤 潤「方舟路屏風」ミストグラフ 130×130㎝
「桃青 SELECTION」
【会期】7/11(水)→7/17(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
注目人気作家たちのやきもの、
ガラスによる酒器や食器、壷、花入、オブジェなどを
厳選して出品いたします。
「SWEETS KINGDOM クラフトアート創作人形展」
【会期】7/18(水)→7/24(火)
【会場】美術画廊
今年のクラフトアート人形コンクールで
心斎橋大丸賞を受賞した田中裕子さんを中心に、
同コンクールから選抜された作家さんたちが
「スイーツ」をテーマにした作品を出展します。
美術画廊が1週間限りのスイーツ王国に!
あまーい作品たちをどうぞ召し上がれ。
↑田中裕子「チョコレート公国公女マユコ・ド・ショコラ・ボンボン」高さ約40cm
「内田守 ガラス展」
【会期】7/18(水)→7/24(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
ヴェネツィアングラスの多様な技法を織り交ぜ、
繊細なガラス作品を生み出す内田守先生。
テーブルに落ちる影までも美しく色使いの妙に惹き込まれます。
今展では珊瑚などをモチーフとした爽やかな新作を発表いたします。
大阪では久しぶりの個展となります。
多彩な色合いの吹きガラス作品をお楽しみ下さい。
↑内田 守「桃色珊瑚」径12×高さ24cm
「田中貴司 漆芸展」
【会期】7/25(水)→7/31(火)
【会場】美術画廊
漆芸の地、輪島に生まれ、故 一后一兆先生に師事。
現在日展会友の田中 貴司先生。
斬新な意匠と、色漆や青貝などを用いた蒔絵技法で、
個性溢れる作品を発表されています。
今回は、中央展の出品作をはじめ、花器・飾箱・漆芸額など
50点余りの作品を展観いたします。
↑田中貴司「Dの筥」脱乾漆 幅20×奥行17×高さ13cm
「作道僚子ガラス展 『日々のかけら』」
【会期】7/25(水)→7/31(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
コアガラスは紀元前14世紀頃古代メソポタミア文明で発明され発達し、
紀元前後吹きガラスの発明により途絶えた古代技法です。
今から45年ほど前、岡山市在住の松島巌先生が復元をされ、
この技法を現代に甦らせ、我々後進に教えてくださいました。
細い表現ができるところが特徴で、
私はモザイクを組み合わせて模様を表現しようと試みています。
日常の中での発見や小さな喜びや様々な出来事。
そんな日々の中で出来てきた作品達。感謝をこめて制作しました。
今回はコアガラスの他に帯どめ、ネックレスなど装身具もご用意いたしました。
ご高覧いただけると幸いです。
作道僚子
↑作道僚子「蓋物(光の音・十字)」径7.3×高さ4cm
大丸心斎橋店のHPは こちら