【2018年10月】 大丸心斎橋店アートインフォメーション
大丸心斎橋店美術画廊・現代陶芸サロンで開催される
10月の展覧会のスケジュールをご紹介いたします。
============================================
「紙の昆虫たち展 斉藤卓治・斉藤健輔」
【会期】9/26(水)→10/2(火)
【会場】美術画廊
紙から生まれた昆虫たちの世界です。
樹液のお酒を皆で楽しく飲んだり 釣りをしたり。
小さなアリンコから大きなカブトムシまで居る
様々な昆虫たちのユカイな暮らしを紙で表現しました。
つつくと動きだしそうな本物さながらの昆虫たちも沢山います。
ギラファノコギリクワガタやウガンデンシスオオツノハナムグリなど、
様々な昆虫たちを細部までこだわりました。
斉藤卓治・斉藤健輔
↑「明日はきっといい事あるよ」紙細工 22.0×27.0×5.5㎝
「藤平寧 作陶展」
【会期】9/26(水)→10/2(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
「思いを伝えるカタチ」を作成のテーマとしています。
やさしさやユーモア、不思議なカタチが揃いました。
ご高覧いただければ幸いです。
藤平 寧
↑藤平 寧「黙考」14×14×高さ22㎝
「日下部和俊 洋画展」
【会期】10/3(水)→10/9(火)
【会場】美術画廊
「大通りの喧騒を逃れ、ひっそりとした路地を一人歩む時、
突如出現した端正な装飾の建物の前に佇む。
やがてそこに靴音を響かせながら現れる婦人の登場で、
色彩はハーモニーを奏で風景はさながら劇場と化す。」
パリやヴェネツィアなど長年歴史ある街の風景を描いて来ました。
古びた扉や色褪せた壁の深い色彩と、
窓辺の花や街角の日除けの鮮やかな色彩とがハーモニーを奏で、
私の作品世界を構成しています。
そしてここで醸成される世界は、
懐かしい名作文学の一場面のように物語性を秘めた世界でもあります。
日下部和俊
↑日下部和俊 「緑の通り」 油彩 30号P
「加賀に恋して」
【会期】10/3(水)→10/16(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
九谷焼、山中塗などを生み出し「加賀百万石」として栄えた加賀国。
連綿と続く文化の中で、新世代の美を育んでいます。
精緻な描画やユーモアに富んだ発想など、魅力的な表現方法はさまざま。
出逢えばきっと、心が動きます。
勢い盛んな女流作家にご注目ください。
<出展作家>(50音順・敬称略)
梅田かん子・大石さくら・北井真衣・木戸優紀子・黒木紗世
櫻谷藍太郎・西由香・山下紫布
↑大石さくら「天道鉄線平盃」 径7.5×高さ2.7cm 木箱付
「鳥山武弘・井上美紀 日本画二人展~花宴・鳥苑~」
【会期】10/10(水)→10/16(火)
【会場】美術画廊
~花宴・鳥苑~
移ろいゆく時の中で花開きそして散り、鳥影を追いその姿、声に四季を感じる。
自然に身をゆだね写生を重ねそれぞれの思いを画布に留めました。
花の微笑みをご覧に鳥の歌を聴きにどうぞ会場へお運び下さい。
2018年 秋
井上美紀・鳥山武弘
↑鳥山武弘「寧日」4号F
↑井上美紀「糊こぼしツバキ」 日本画 4号F
「二代 西頭哲三郎 博多人形展 ~白肌の伝統美~」
【会期】10/17(水)~10/23(火)
【会場】美術画廊
なめらかな肌に優美な表情をたたえる博多人形。
その伝統の技に現代感覚を吹き込む
独自の作風を構築した二代西頭哲三郎の展覧会を開催いたします。
色を重ね、想いを重ねたやさしいお顔のお人形たちの世界。
豊かな気持ちが広がるひとときをお楽しみください。
↑二代 西頭哲三郎「醍醐の花見」高さ33㎝
「小出尚永 作陶展」
【会期】10/17(水)→10/30(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
大阪では初の個展を開催させていただく運びとなりました。
備前焼の魅力はその多彩な土味にあると思います。
採土される場所や層の違いはさることながら、
それらを陶土に変える仕方、成形や焼成の仕方により全く別の表情を見せる備前土。
私なりに土が持つ魅力を表現してみました。
何卒ご高覧、ご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
小出尚永
↑小出尚永「備前 捻梅水指」 25×25×高さ13cm
「森重陽子 楽しみの書画と書の世界
~言葉は生きている。心がつながっていく。~」
【会期】10/24(水)→10/30(火)
【会場】美術画廊
楽しみの書画は、日常のなにげない心の動きや気付きを言葉にし、
ほのぼのとした動物などの画を添えて表現しています。
心温まり、笑顔がこぼれる森重陽子の世界をぜひご高覧ください。
↑森重陽子「鈴なり富士」30cm×40cm
「絢爛の美 輪島漆芸逸品展」
【会期】10/31(水)~11/6(火)
【会場】美術画廊
長い伝統の中で培われ,芸術にまで高められた蒔絵、沈金技法。
最上級の漆に施され、磨き上げられた 金、銀の彩りは
逸品と呼ぶにふさわしい気品と風格が漂っています。
人気作家の個性溢れる作品もあわせてご紹介いたします。
↑「蓬莱松竹梅蒔絵 屠蘇器」28.5×47×高さ26cm
「福島真弥 作陶展」
【会期】10/31(水)~11/6(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
近年、穴窯を新たに築窯した中で感じたことは多く、
伊賀の土味や薪窯焼成による自然釉の面白さを生かした作品を
新たに展開しています。
『描(えが)く』のが根っから好きだという福島先生の興味は
薪で焼成する楽しさと相まって新たな景色を生み出します。
作為と不作為のなかで、描くという意識は変わらず
感性を刺激し続けているようです。
造形的な花器のほか、酒器、食器、茶道具などを展覧致します。
↑福島真弥「白泥花器」41×18.5×高さ20.5cm
大丸心斎橋店のHPは こちら