「日本画G6展」@大丸心斎橋店
日本画G6展は東京藝術大学日本画科を卒業された、
[略歴]
大丸神戸店美術画廊・アートギャラリーで開催される
5月の展覧会のスケジュールをご紹介いたします。
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「先生を偲んで 深沢幸雄作品展」
【会期】5月1日(水・祝)→5月7日(火)
【会場】美術画廊
戦後日本を代表する銅版画家である深沢幸雄氏が、
2017年1月に92年の生涯を閉じました。
このたび故人の功績を知っていただく機会となるよう
深沢幸雄作品展を開催いたします。
深沢氏は銅版画家の巨匠としてゆるぎない評価を確立される一方、
書・ガラス絵なども高く評価されています。
今展では、ガラス絵・銅版画・墨書・パステルなど約50点を展観いたします。
↑深沢幸雄「便りを待つ」 ガラス絵 F3号
「色彩の共鳴と自然への賛辞 ジャン・モワラス絵画展」
【会期】5月1日(水・祝)→5月7日(火)
【会場】アートギャラリー
幾重にも塗り重ねられた色彩の領域と、
重なり合う線によって絶妙なバランスを創り出すジャン・モワラス。
色彩の共鳴を大切に自然への賛辞を描きます。
シンプルなフォルムにデフォルメされた風景や花など、
新作作品30余点を展観いたします。
↑ジャン・ワモラス「コントラバス」混合技法(アクリル絵具・油絵具) 25号
「近代柿右衛門・今右衛門展」
【会期】5月8日(水)→5月14日(火)
【会場】美術画廊
400年の歴史ある有田窯業で独自の色絵技術を継承し、
白素地に赤絵が優美な酒井田柿右衛門、
優雅典麗で格調高い「色鍋島」を伝承する今泉今右衛門。
匠の技と創意が光る
大正から昭和の柿右衛門、今右衛門の名品を展示いたします。
↑十三代今右衛門「色絵 薄墨笹文花瓶」
「鉛筆で猫を描く 高橋行雄展」
【会期】5月8日(水)→5月21日(火)
【会場】アートギャラリー
1976年 フランス・ル・サロンに入選。
以来、鉛筆で猫を描き世界各国に紹介される 高橋行雄。
新作30余点を展観いたします。
↑高橋行雄「黒猫・流・チューリップ」55×74㎝
「東山魁夷と巨匠版画展」
【会期】5月15日(水)→5月21日(火)
【会場】アートギャラリー
風景画家として多くの人々を魅了し続けた東山画伯。
初期から晩年の作品までの版画作品を幅広く展覧いたします。
併せて平山郁夫、片岡球子等の人気巨匠の版画も出品いたします。
↑東山魁夷「夏に入る」 木版画 27.1×39.6cm
「ー20世紀最大の芸術家ー パブロ・ピカソ版画展」
【会期】5月22日(水)→5月28日(火)
【会場】美術画廊
スペイン生まれの世界的天才画家、パブロ・ピカソ。
生涯で1万点を超える油絵・彫刻・陶器を残し、
10万点にも及ぶ版画作品を制作。
キュビスムの創始者とされ、
非常に多作な芸術家として歴史に名前を刻みました。
今展ではオリジナル版画作品の中から
選りすぐりの約30点を展覧いたします。
↑パブロ・ピカソ「ピカドールⅡ」 リトグラフ 20.0×26.0cm 1961年
「戸田勝久展」
【会期】5月22日(水)→5月28日(火)
【会場】アートギャラリー
空、海、街の光と風を描きながらささやかな物語を紡ぎ、
生まれ故郷神戸にひそむノスタルジィと旅のカケラを封じ込めた
風景、花、静物画など約30点をご紹介いたします。
↑戸田勝久「夢の住処」 アクリル絵の具 19.0×33.4cm
大丸神戸店のHPは こちら
大阪、心斎橋の大丸では、
4月17日(水)より原田泰治先生の版画展を
北館12階美術画廊にて開催しております。
原田泰治先生は日本のふるさとの原風景をあたたかに描いています。
失われつつある風物詩や祭り、風景を単なる心象風景ではなく、
実際の取材に基づき、郷土への深い愛を込めて作品にしています。
会場では朝日新聞日曜版に1982年から2年半にわたり連載された
「原田泰治の世界」の人気作品をメインに
高精細のレフグラフファイン版画にし、展示販売いたしております。
自然の中に慎ましやかに生きている人々の姿の大切さ、美しさを感じ取り、
心を込めて日本のふるさとを描き続けている原田先生の作品は、
観る人の心に懐かしさやほのぼのとしたぬくもり、やすらぎを
与えてくれます。
「美しい日本 ふるさとの詩 原田泰治 版画展」
【会期】4月17日(水)→23日(火) 〈最終日は午後5時閉場〉
【会場】大丸心斎橋店 北館12階 美術画廊
↑「早春の停車場」
停車場の前の田でレンゲの花が
じゅうたんを敷き詰めたように咲き誇っている。
花々は子ども達の手にかかると花かんむりや首かざりへと変化する。
のどかな春の日に子ども達の声が汽笛がわりに春の野に流れていく。
↑「小さな郵便局」
能登半島の三波。
昔ながらの小さな郵便局が佇んでいた。
赤い瓦屋根、板張りの外壁、木枠の窓。
丘の桜は満開で潮の香りがする道沿いには、
水仙が華々しく競い合うように咲き誇る。
会場では春の風景をはじめ、四季折々の作品をお楽しみいただけます。
大丸心斎橋店のHPは こちら
大丸心斎橋店美術画廊・現代陶芸サロンで開催される
5月の展覧会のスケジュールをご紹介いたします。
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「世代を越え、色あせない感動の物語 世界名作劇場 版画展」
【会期】5月1日(水・祝)〜5月7日(火)
【会場】美術画廊
テレビ放送で好評を博したアニメ作品「世界名作劇場」。
世界各国の様々な児童文学を、
子ども達にわかりやすく、大人にも感動を与えるアニメーションとして、
1975年から放送され続け、視聴者に多くの感動を与え親しまれてきました。
家族愛や友情、自然との共生をテーマに制作された作品の数々。
世界の名作「母をたずねて三千里」「トム・ソーヤーの冒険」
「あらいぐまラスカル」「赤毛のアン」など
放送当時のメインスタッフが手掛けた絵画を展示するほか、
「フランダースの犬」「ペリーヌ物語」などの
レフグラフ ファイン版画も合わせて展示販売いたします。
©NIPPON ANIMATION CO.,LTD.
↑母を訪ねて三千里「別れの時」/小田部羊一
28.3×31.9cm 限定200部
「張多然(ジャン・ダヨン)作陶展」
【会期】5月1日(水)→5月14日(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
咲き乱れる花々と戯れる蝶。
湿潤な幻想世界を思わせる色絵が優美に描かれます。
九谷焼の技術と韓国ならではの感性が融和しました。
時には釉薬を盛り上げるような表現も用いられ、
色絵と造形の一体感も見どころです。
流線状に開く花びら、あるいは露を湛える蕾。
テーブルを彩るうつわの数々を、どうぞご覧ください。
↑張多然(ジャン・ダヨン)「生命力」 径6×高さ5cm
「堀としかず/hori展 〜イラストと絵画の狭間〜」
【会期】5月8日(水)→5月14日(火)
【会場】美術画廊
学生時代イラストレーションを学び卒業後、
和紙と墨に出会い絵画とイラストの2つの作風を描くようになりました。
絵画にはイラスト的要素を、
イラストには和的要素を意識しながら
モチーフを自分の世界観に落とし込み表現しています。
また、あらゆるところに命や神が宿っているなどの
日本古来の考え方からもイメージを膨らめせて表現しています。
イラストと絵画2つの世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
堀 としかず
↑イラスト:hori「知的の財産」19.7×40.2cm 墨 和紙 水干絵具 顔彩
「-パリと音楽と酒と花- 川口紘平作品展」
【会期】5月15日(水)→5月21日(火)
【会場】美術画廊
佐伯祐三がパリを描いてもうすぐ100年がたちます。
川口紘平は現代のパリの歴史の重さと、
スタイリッシュな軽やかさの入り混じった空気感を
表現しようとしています。
佐伯祐三に影響を受けた作風は、
暗色を基調としながらも、寂寥感ある佐伯の風景とは異なり、
ノスタルジックなパリの街角や花や静物をリズミカルな筆致で描き
重厚であり、なおかつ躍動感ある作品に仕上げています。
「酒と音楽が好き」と語る川口紘平は、
スピーディーなタッチで、
ジャズのように自由にイメージをミックスしており、
軽妙な部分が画面のあちこちにちりばめられ、どこか楽しげな作品です。
↑川口紘平「BISTROT VICTOIRES」 Acrylic on Canvas 41.0×31.8cm
「内村由紀・大西未沙子・矢作理彩子 3人展」
【会期】5月15日(水)~5月28日(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
ガラスは光を受け、移ろう時間と共に
その表情を多様に変化させてゆきます。
それぞれの表現が煌めく三人の女性作家が集いました。
時に柔らかく、また滑らかな質感の面白さ。
素材の魅力である透過性が生みだす
色彩を楽しみながら制作されています。
清涼感のあるうつわやオブジェをご覧ください。
↑内村由紀「オブジェ “あふれる~emotion~”」径14×高さ17cm
↑大西未沙子「shiwa 角皿」 20×20×高さ3cm
↑矢作理彩子「Grove of Light」 径28×高さ12㎝
「小泉憲治 極美(きわみ)展 -パステルと彫刻-」
【会期】5月22日(水)→5月28日(火)
【会場】美術画廊
仏教の生命哲学を根本にした絵画と彫刻を制作する小泉憲治先生。
絵画はパステルで生命感のある美人画等を追及し、
彫刻は絵画をもとに制作されています。
多摩美術大学デザイン学部グラフィックデザイン専攻卒業後、
教育出版社(株)タイムライフ社のデザイナーを経て、独立。
教育関連でもご活躍されています。
↑小島憲治「牡丹」パステル P20号
「古賀陽子 洋画展」
【会期】5月29日(水)→6月4日(火)
【会場】美術画廊
1986年兵庫県生まれ。
絵画の基礎技術をイギリス、イタリアの美術学校で学ばれ、
日本人画家として唯一、油彩画アニメーション映画
「ゴッホ最期の手紙~」(英、ポーランド/2018年アカデミー賞ノミネート作品)に
油彩画制作画家として参加されました。
ゴッホ幻の作品《恋人たちのいるラングロワの橋》
全図復元プロジェクト(監修:大阪大学 教授圀府寺司氏)の復元を担当され、
2017-2018年「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」にて展示。
2019年度ル・サロン展に入選するなど国内外で精力的に活動されています。
着物姿の女性やギリシャ神話に登場する精霊など、
柔らかくも凛とした女性像を多く制作されています。
↑古賀陽子「早春」油彩 8F
「鈴木義宣 作陶展」
【会期】5月29日(水)→6月4日(火)
【会場】現代陶芸サロン桃青
三人展に続きまして、個展を開催させて頂くこととなりました。
ガラス釉や白金彩を用い
近未来的なフォルムをイメージした「spacy ware シリーズ」、
隕石のような質感をイメージした「Meteo シリーズ」の
新作を中心に展観いたします。
ご高覧頂けましたら幸いです。
鈴木義宣
↑鈴木義宣「Spacy ware 大鉢」径39.7×高さ9.3㎝
大丸心斎橋店のHPは こちら