マイセンとセーブル アンティーク名窯展@大丸心斎橋店
本館8階アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにて
「マイセンとセーブル アンティーク名窯展」を開催いたしております。
かつてヨーロッパ王侯貴族が多大な関心を寄せ、
その蒐集は富と権力、 高い教養の象徴でした。
藍色の染付を初め、色鮮やかな色絵金彩、
今展覧会ではマイセンとセーブルを中心に
18世紀から20世紀初 頭のアール・デコ期までの花瓶や人形、
マイセンとセーブル アンティーク名窯展
10月30日(水)→11月5日(火)<最終日は午後5時閉場>
大丸心斎橋店本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ
<マイセン>
17世紀のヨーロッパでは
中国の磁器や日本の伊万里焼などが人々 の憧れでしたが、
その作り方は謎に包まれていました。
東洋の磁器に魅了 された1人で、
錬金術師J.F. ベットガーに磁器製造の秘法を研究させます。
著名な化学者E. W.R.チルンハウスらの協力の末、
ヨーロッパ初めての硬質磁器窯「マイセン」が誕生しました。
その後、絵付師のヘロルトや彫刻家キルヒナー、
日本の伊万里焼や中国の五彩磁 器などの影響を強く受けていますが、
会場では初期のシノワズリーや代表的なスノーボール、
↑マイセン「二人の子供と音楽の男女群像」1880-1900年
人形の作品はマイセンの中でも重要なジャンルのひとつ。
↑マイセン「鳥絵、花・果実と天使付ポプリポット蓋付」
花や果実など立体的な装飾がいくつも付いた作品。
大小様々なサイズが制作され各 部屋の装飾用に用いられたようです。
<セーブル>
セーブルは1738年にヴァンセンヌ城内に築かれたヴァンセンヌ
華やかな「 ポンパドゥールの薔薇色」 などと呼ばれるような
セーブルの色は人々を魅了。
国窯のため生産数が非常に限定されており、
「 希少な陶磁器」とも呼ばれていました。
セーブルの特徴のひとつでもある「ブルー」が優美な作品たち。
ティーサービスは1840年頃の制作。
マイセン、セーブル以外にもイギリス、
アンティークのカップ& ソーサーも出品しております。
ぜひお気に入りの作品を見つけてみてください。
皆様のご来場をお待ちしております。
皆様のご来場をお待ちしております。