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2019年11月

2019年11月14日 (木)

高村総二郎 ‐挑発する芸術@大丸心斎橋店

Mark_shinsaibashi

本館8階アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにて

11月13日(水)より、「高村総二郎 ‐挑発する芸術」を開催いたしております。


大阪ご出身の高村総二郎先生。

西洋と和、というコンセプトのもと

技法やモチーフをボーダーレスに組み合わせ、

自由な発想で作品制作をされています。

カップヌードルという日本の食文化のアイコンを

ポップに描いた作品が注目を集めています。

伝統技法を用いてコンテンポラリーアートの世界に挑む、

新進気鋭の作品世界をご覧ください。

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高村総二郎展 ‐挑発する芸術‐

11月13日(水)→19日(火)<最終日は午後5時閉場>

大丸心斎橋店本館8階

アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ




私たち日本人にとってとても身近な存在であるカップヌードル。

世界的にも知名度のある、日本の食文化の象徴です。

日本語、英語、漢字、カタカナと、

パッケージには様々な文字が使用されており、

背景はチェックやドットなどのポップなものや

鮮やかなブルーや琳派を思わせる華やかなゴールドのものなど

バラエティに富んでいます。

アンディ・ウォーホルのキャンベルスープ缶を彷彿とさせる作品たちですが、

全て手書きで描かれており、

繊細で丁寧な日本人を思わせる作品作りです。


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 ↑「カップヌードルGOLD KORIN M」91.0×91.0cm 

  和紙に墨、胡粉、アクリル絵の具、金属粉 2019年

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 ↑「カップヌードルOLYMPIC SYMBOL COLOURS M」53.0×53.0cm

  和紙に墨、胡粉、アクリル絵の具、金属粉

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 ↑「カップヌードルBLACK RED CONCENTRIC CIRCLES」径53.0cm

  和紙に墨、胡粉、アクリル絵の具


会場では彫刻に浮世絵を投影した

纏のシリーズもあわせて出品いたしております。

西洋の彫刻と日本の浮世絵、

立体と平面、白黒の像と色彩豊かな浮世絵、

いくつもの対比によって表現されています。

解剖台の上でのミシンと蝙蝠傘の出会い」に集約される、

シュルレアリスム的アプローチから生まれる、

新しい美へのアプローチがテーマになっています。

一見ミスマッチで無関係、意外とも言えるもの同士を組み合わせて、

絵に落とし込むことで新たな一点物へと昇華させています。


現代アートという難解さも感じる芸術に対し、

日本人ならではの細やかな伝統技術と技法を用いて

絵画という表現から逸脱せず、直感的に創造する高村総二郎先生。

日本的なものと西洋的なものという枠を飛び越え

自由にアプローチを続けています。

新鮮で斬新な作品の数々をご堪能ください。

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<高村総二郎>

1965年 大阪府生まれ

1988年 京都市立芸術大学日本画専攻卒業

2004年 第10回尖展(京都市美術館)

2008年 第27回損保ジャパン美術財団選抜奨励展(東郷青児美術館)

2011年 第5回トリエンナーレ豊橋星野眞吾賞展三頭谷鷹史推奨(豊橋市美術博物館)

2013年 今日の墨の表現展(佐藤美術館)

2014年 尖20回記念展(京都市美術館)、

     第6回トリエンナーレ豊橋星野眞吾賞展準大賞(豊橋市美術博物館)、

             ホテルニューオーサカ心斎橋

2015年 YUMI KATSURA GLORIOUS RIMPA(PAVILLON VENDÔME FRANCE)

2016年 日本美術全集20巻(小学館)に掲載

パブリックコレクション 日清食品ホールディングス、豊橋市美術博物館

®日清食品ホールディングス

2019年11月 7日 (木)

川島優日本画展‐RENAME‐@大丸心斎橋店

Mark_shinsaibashi

本館8 階アールグロリューギャラリーオブオーサカにて
 
川島優日本画展‐RENAME‐」を開催いたしております。
 


丁寧な線描でモノトーン世界に佇む女性たち。

現代社会における不安感を内包した作品は
 
ただ美しいだけでなく独特の空気が漂い、
 
白黒の作品世界は見る人に様々な感情やイマジネーションを与えます。



川島優日本画展-RENAME-
 
11月6日(水)→12日(火)<最終日は午後5時閉場>

大丸心斎橋店本館8階

アールグロリューギャラリーオブオーサカ



女性像は圧倒的な線描で表現されており、
 
その表情や色彩、空間はどこか緊張感と不安感があります。

川島先生の主なモチーフである女性像は、
 
現代に生きる自身の中の「不安」や「力」の象徴。

不安を描くことによって、
 
自己と対峙しその不安を乗り越え、
 
生きる力へと変えていく。

作品の根底にはそのようなパワーが感じとれます。


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 ↑「EROSION -a-」F10号


一見モノトーンの作品ですが、
 
近くで見ると様々なカラーで構成されているのがわかります。

女性像では、肌のなめらかさや髪の流れ、
 
目の表情など細部にわたる作家のこだわりを見て取れます。

伏せ目がちだったり、ほんのかすかな笑みをたたえていたりと様々ですが、
 
見ているものに何かを訴えかけてきます。

表情に確かな喜怒哀楽を読み取ることはできませんが、
 
無表情であるがゆえ、

画面の向こうの見ている人の感情を揺さぶる表現となっています。


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 ↑「RECIPIENT Kalmia」F8号

女性の周囲には黒や箔など色々な表現で幾何学模様も描かれています。

幾何学模様は時に反復され、時に自由に形を変化させます。

それはまるで私たちのまわりを飛び交う情報のようです。

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 ↑「LULU -x-」F15号(左)、「LULU -y-」F15号(右)

また背景はグレーや淡いカラーで無機質さを感じさせます。

女性が背にする冷たいコンクリートは現代では当たり前に側にあるもので
 
植物のあたたかさとは対極にあります。
 

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女性像や情報、物質的な現代要素といったモチーフが再構築され、
 
独特の空気をまといます。

内面世界の語り手としてそこに存在する女性たちは
 
実在するリアリティもありますがどこか浮世離れしているようにも感じ、

受け手によってその性格を変えていきます。

現代という高度な情報社会における自己の確立に着目し、
 
日々の暮らしに対して改めて目を向け、新たな解釈を生んでいく。
 
川島先生は、そのような今の視点が
 
名前を付け直す(RENAME)ような感覚と近い、と語ります。

現代社会を生きる人の感じる不安を丁寧に描き、
 
見る人を強く惹き込む。
 
注目の作品世界をご堪能ください。

会場では小品を中心に約20点を出品いたしております。
 
卓越した表現をその目でお確かめください。
 

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