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2019年12月27日 (金)

浮世絵版画展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにおきまして

「浮世絵版画展」を開催いたしております。

会場では葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳など

人気絵師の作品を一堂に展覧いたしております。

大胆な構図や華やかな色彩、西洋の芸術家へ多大な影響を及ぼし、

ジャポニスムブームを巻き起こした浮世絵の世界をご堪能ください

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浮世絵版画展

【会期】12/25(水)→2020/1/7(火)<最終日は午後5時閉場>

【会場】大丸心斎橋店本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

※年末年始の営業時間※

12/31(火) 午前10時~午後6時

1/1(祝・水) 全館休業

1/2(木) 午前9時30分~午後8時30分

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 ↑葛飾北斎「冨嶽三十六景 武州千住」

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現在の東京都足立区周辺を描いた作品。

千住は江戸四宿(五街道それぞれの中で江戸に一番近い宿場町)のひとつですが、

宿場の様子は描かれず、農村の風景が描かれています。

遠くの富士山を望む農夫たち。

いきいきとした人や馬の描写と北斎らしい大胆な遠近法が用いられています。

富士の手前には四角い形で水門が描かれており、

更によく見ていただくと農夫がひいている馬の手綱も三角形となっており、

様々なフォルムの対比が面白い作品です。

色彩も鮮やかで見ていて飽きの来ない逸品です。

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 ↑歌川広重「東海道五十三次 箱根」

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箱根の山々を多彩な色と斬新な造形で箱根の険しさを表現した傑作

芦ノ湖へ反りだすダイナミックな箱根の峠。

遠景にはうっすらと富士山が浮かび上がります。

そして切り立った道を黙々と進む大名行列。

作品の前に立つと視線が近くに、遠くに、と誘導され、

広重の描き出す世界に惹きこまれるようです。

大胆にデフォルメした風景は

江戸時代も驚きをもって受け入れられたに違いありません。

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 ↑三代豊国「三枚続 初卯ノ日妙儀参乃図」

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年が明けて初めての卯(十二支四番目の卯)の日に

江戸では亀戸天神の妙儀社にお参りに行っていたそう。

現代にも続く初詣です。

そこでもらったのでしょうか、お正月飾りが描かれています。

浮世絵では江戸時代当時の流行や世俗なども知ることができます。

江戸の庶民の暮らしをいきいきと描いた三代豊国ですが、

こちらの作品でも画面の中で登場する人物たちの会話が聞こえてくるようです。

年末年始に江戸時代に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

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会場ではこの他にも多くの作品を出品いたしております。

皆様のご来場をお待ちいたしております。


大丸心斎橋店アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカのご案内はこちら

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/