陶芸

2021年9月 3日 (金)

秋の茶の湯道具逸品展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにおきまして「秋の茶の湯道具逸品展」を開催いたしております。
日本の伝統美を受け継ぎ、侘び寂びの世界の中で連綿と引き継がれている茶の湯。
会場では、茶の湯のお道具の逸品の数々を出品いたします。
千家御家元様書付ものや千家十職作品など逸品からは、お茶の世界の歴史や伝統、美しさを感じることが出来ます。
この機会にぜひともご高覧賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

 

今後の展覧会情報やお問い合わせはこちら

 

秋の茶の湯道具逸品展
9月1日(水)→7日(火)
<最終日は午後4時閉場>
大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

 

 

Img_4130↑永楽即全「乾山写菊絵茶碗」

Img_4145_1↑十一代 樂慶入「黒茶碗 銘 常盤」鵬雲斎大宗匠御書付 

Img_4135↑十三代 中村宗哲「御好菱波棗」坐忘斎御家元御書付 

Img_4140↑初代 宮崎寒雉「霰剥蜜柑釜」坐忘斎御家元書付  

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気になる作品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

 

2021年6月 1日 (火)

-白光の澄明- 久保田烈工 陶展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリューギャラリーオブオーサカにおきまして「-白光の澄明- 久保田烈工 陶展」を開催いたしております。
繊細であり、美しい白磁、青白磁を制作される久保田烈工先生。
なめらかな曲線と澄み渡る色彩。清楚な作品の数々をご覧ください。

 

今後の展覧会情報やお問合せはこちら→

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/index.php

 

-白光の澄明- 久保田烈工 陶展
6月1日(火)→6月8日(火)
<最終日は午後4時閉場>
尚、大丸心斎橋店では、『緊急事態宣言』の措置要請を受けております中、営業を再開致しますが、詳しくはホームページにてご確認頂きます様お願いいたします。
お客様に大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解賜ります様宜しくお願い申し上げます。

大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

 

Img_3704↑「青白磁 釉象嵌線彫文扁鉢」税込1,100,000円

Img_3705_2↑「白磁 捻り面取香炉」税込132,000円

Img_3706↑「青白磁 高附杯」税込38,500円

 

この他にも壺、花入れ、茶碗はじめ、多数の作品を出品いたしております。

 

作品はすべて現品限りとなります。既に売切れの際はご了承ください。
気になる作品がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

 

 

2021年3月 4日 (木)

当麻嘉英 茶陶展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリューギャラリーオブオーサカにおきまして「当麻嘉英 茶陶展」を開催いたしております。

兵庫県千種で登り窯を用いて作陶されている当麻嘉英先生。物語を感じるような造形と高い技術力があわさってうまれるユニークな作品たち。会場では茶陶をはじめ、オブジェやうつわなど幅広い創作表現をお楽しみいただけます。土と火から生まれる美をご堪能ください。

今後の展覧会情報やお問合せはこちら→

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/index.php

 

当麻嘉英 茶陶展
3月3日(水)→3月9日(火)
<最終日は午後4時閉場>
大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

Image_6483441_22_2↑「菓子鉢・蕗にかえる」税込110,000円
涼しげにまるで鉢の中をス~イス~イと泳いでいる蛙さん。
Image_6483441_21↑「人生は長き航海」税込2,420,000円
この骨太の巨大船は、これからどれほど長い時を旅するのであろうか。

 

Image_6483441_23↑「バレリーナ・栄光への道」税込220,000円
舞台に立てる日を夢見て、ただひたすらに。

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気になる作品がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

2021年2月12日 (金)

日本の近代巨匠工芸展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリューギャラリーオブオーサカにおきまして「日本の近代巨匠工芸展」を開催いたしております。

北大路魯山人、板谷波山をはじめ人間国宝や文化勲章に輝いた作家たちの手による優品の数々をご紹介いたします。陶芸作品を中心に木工芸作品や絵画なども出品いたしております。
時を超えても色あせることのない「技と美」をご堪能ください。

 
今後の展覧会情報やお問合せはこちら→

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/index.php

  

日本の近代巨匠工芸展
2月10日(水)→2月16日(火)
<最終日は午後4時閉場>
大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

 

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作品についてご質問などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

 

大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

2021年1月29日 (金)

春の茶の湯道具逸品展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリューギャラリーオブオーサカにおきまして「春の茶の湯道具逸品展」を開催いたしております。

日本特有の侘び寂びの精神の中に美を見出し、連綿と続く茶の湯の世界。
茶の湯道具の逸品の数々から歴史や伝統、その高い精神性を感じ取ることができます。
会場では、千家十職による作品、千家御家元様書付もの、ほか多数を出品いたしております。味わい深い茶の湯の世界をご堪能ください。

 

 今後の展覧会情報やお問合せはこちら→

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/index.php

 

春の茶の湯道具逸品展
1月27日(水)→2月2日(火)
<最終日は午後4時閉場>
大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

 

Image_6483441_5↑十一代 楽慶入 「若松画織部釉茶碗」
十五代 直入極 

Image_6483441_6↑加藤利昇 「乾山老松絵水指」共箱


Image_6483441_7↑元禄年 初代寒雉 「海老丸釜 8寸4分」
当代宮崎寒雉極 茶道資料館出品
鵬雲斎大宗匠御書付 

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作品についてご質問などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

 

 

大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

2020年10月14日 (水)

篠原希 作陶展@大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリューギャラリーオブオーサカにおきまして「篠原希 作陶展」を開催いたしております。
信楽の土にこだわり、その土地と炎とに向き合う篠原希先生。
1300度を超える高温で焼き上げられることにより、燃料である薪の灰が舞い上げられ、器に降りかかり、溶かされることで生まれていく窯変。
土と炎が生み出す唯一無二の力強い世界をご覧ください。

篠原希 作陶展
10月14日(水)→20日(火)
<最終日は午後4時閉場>
大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

今後の展覧会情報やお問合せはこちら

Image3↑「焼締徳利」 本体価格15,000円+税
灰の降りかかった箇所が深い美しいグリーンに。ビードロの釉だまりや表と裏の表情もお楽しみ下さい。

Image5↑「JOMON土鍋」 本体価格40,000円+税
美味しくなりますように、そんな思いを込めながらお米を炊く。日常の生活にもちいさな「祈り」は存在している、そこから祭事で用いられた縄文土器をモチーフに選ばれました。心躍るような篠原先生らしい話題の作品です。

Image6↑「破れ袋杯」 本体価格12,000円+税
ぐい吞サイズの破れ袋杯。古田織部からインスピレーションを得た作品。コーヒーカップサイズもございます。

この他にも壺、花入れ、茶碗はじめ、多数の作品を出品いたしております。
自然が生み出す、味わい深い作品の数々をご堪能ください。

※作品は現品限りとなります。既にご売約済みの場合はご容赦くださいませ。

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大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

2020年9月 4日 (金)

秋の茶の湯道具逸品展@大丸心斎橋店

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大丸心斎橋店本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにおきまして、「秋の茶の湯道具逸品展」を開催いたしております。
侘び寂びの世界で連綿と受け継がれる茶の湯の美。会場には茶碗や棗、香合、釜など茶の湯道具の逸品が並びます。季節の変化を感じる心や組み合わせの妙といった日本人の機微に触れるような茶の湯の世界をご堪能ください。

秋の茶の湯道具逸品展
9月2日(水)→8日(火)
<最終日は午後4時閉場>
大丸心斎橋店本館8階
Artglorieux GALLERY OF OSAKA
アールグロリューギャラリーオブオーサカ


今後の展覧会情報やお問い合わせはこちらから→
Artglorieux GALLERY OF OSAKAホームページ

Img_0510↑十三代 惺入「黒茶碗 銘 遠山」
釉薬研究に精力的に取り組んだ十三代 惺入。得意とした灰釉と鉱石釉をかけあわせたような美しい緑色の釉薬が特徴的です。名の通り、茶碗の内と外に遠山を望むことができます。

Img_0514↑五代 川端近左「六瓢蒔絵大棗」
六つの瓢箪から「六瓢」→「無病」と転じ、無病息災を願う意味が込められています。
丁寧な蒔絵と金箔の仕上げが上品な作品です。

Img_0512↑永楽即全「乾山写紅葉茶碗」
色とりどりの紅葉が季節の移り変わりを感じさせる作品。四季を楽しむ日本人らしい穏やかなお茶碗です。

Img_0511↑天保年 奥平了平「宝珠釜」8寸2分
おめでたい時に用いられる宝珠のモチーフ。宝珠とはもともと弁財天の使いである白蛇がとぐろを巻いた姿から生まれた形、とも言われています。

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この他にも多くの茶の湯道具逸品を出品いたしております。
作品についてご質問などございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

2020年4月 2日 (木)

吉島信広 立体作品展 -絢爛- @大丸心斎橋店

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本館8階アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにて

「吉島信広 立体作品展 -絢爛-」を開催いたしております。

佐賀県有田出身の吉島信広先生は幼い頃から慣れ親しんだという陶土を用いて

独創的な動物たちを制作されています。

会場には龍やキリン、鳳凰といった神獣からクマや金魚、カブトムシなど

身近な動物たちまで多様な作品が並びます。

吉島信広 立体作品展 -絢爛-


4月1日(水)→7日(火)


<最終日は午後5時閉場>


大丸心斎橋店 本館8階

アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ

今回はその中から一部をご紹介いたします。

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↑「白澤Ⅱ」 陶土、金彩、柿渋 2016年 H66×45×45cm 450,000円+税


中国に伝わる聖獣の白澤(はくたく)は吉祥を表すとされ、

厄除けや病魔除けとも信じられているそうです。

その姿は諸説ありますが、こちらの作品は吉島先生の世界観で作られており、

とてもユニークな表情や陶器の質感が活かされている作品です。

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↑「絢爛蜥蜴」陶土・金彩・柿渋 2020年 200,000円+税


カラフルでハッピーな気分になるような華やかさがある作品です。

今にも動き出しそうな躍動感をもっており、愛らしいその表情にも注目です。

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↑「ツバメ(王冠)」陶土・金彩・柿渋 2016年 150,000円+税


凛々しさと美しさが共存している作品。

陶器のやわらかな質感と金彩の華やかさが魅力的です。

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↑「鳳皇」陶土・金彩・銀彩・柿渋 2020年 270,000円+税


原型師というキャリアをもっておられる吉島先生。

繊細なパーツを組み上げて織り成す技巧をご覧ください。

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↑「赤カメン」陶土・金彩・柿渋 2019年 130,000円+税


下から見るとカメ、ですが上から見てみると仮面が現れる

なんとも遊び心に富んだ作品です。

置いて楽しむことも、壁にかけていただくことも出来ます。

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↑「酉(箱干支シリーズ)」陶土・金彩・銀彩・柿渋 2014年 65,000円+税


木箱に入った干支のシリーズの作品。他にも寅、午、丑の作品がございます。

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気になる作品がございましたらお問い合わせくださいませ。

※作品は現品限りとなります。売り切れの際はご了承ください。

アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカの今後の展覧会情報やお問い合わせ等はこちらから →

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/

2020年2月28日 (金)

山田洋樹 作陶展 ‐志野に想いを‐@大丸心斎橋店

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本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにて、

2月26日(水)より「山田洋樹 作陶展 ‐志野に想いを‐」を開催いたしております。

山田洋樹先生は素朴であたたかみのある志野焼を制作されています。

丹念に作られた作品の数々は見ている者をほっとさせてくれるような穏やかさに満ちています。

岐阜県中津川市加子母にて作陶されており、心斎橋店では初の個展開催となります。

どうぞじっくりご覧くださいませ。

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山田洋樹 作陶展 ‐志野に想いを‐


2月26日(水)→3月2日(月)


<最終日は午後5時閉場>


大丸心斎橋店 本館8階


アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ


作家在廊予定:全日


※都合により変更になることがあります。


師である、美濃陶祖十四代(故)加藤康景先生の作品に魅了され、

陶芸家に転身された山田洋樹先生。

現在は独立されており、加子母に工房を構え日夜制作に励まれています。


志野焼の伝統を受け継ぎつつも新たな表現を追求されていらっしゃいます。


「世に残る逸品を作りたい」。

そんな想いでより良いもの、末永く愛していただけるものを求め

研究に研究を重ねておられます。

今回はその一部をご紹介させていただきます。

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↑「志野茶盌」(17)


桃山茶碗からインスピレーションを得て制作された作品。様々な表情が楽しめます。

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↑「志野茶盌」(25)


実際に作品をご覧いただくと様々な色が浮かび、とても幻想的な作品です。

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↑「志野茶盌」(10)


透明感のある、あたたかな色味が美しい作品。

2種類の土を使った練り込みで表現されています。

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↑「鼡志野茶盌」(28)


鼠志野の名碗からインスピレーションを得て制作された作品。

形、色ともに見ごたえのある一作です。

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↑「志野茶盌」(7)


乳白色の釉薬のやわらかさがまるで降り積もる雪のような幻想的な作品。

茶色とのグラデーションも見事です。

<略歴>


昭和47年 愛知県に生まれる


平成7年  名古屋大学工学部卒業


平成9年  名古屋大学大学院修了


平成18年 司法書士・土地家屋調査士


平成20年  美濃陶祖十四代(故)加藤康景先生に師事


平成24年  独立


平成27年  初個展 松坂屋名古屋店


以後 その他百貨店にて個展・合同展


現在 中津川市加子母にて作陶

ただ使うだけでなく、存在感を感じていただけたり、

愛着をもって長く楽しんでいただけたり、と想いがたくさん込められた作品たち。

ぜひご自身にとって日常に寄り添い、日々を楽しくしてくれるような作品を見つけに

ご来場くださいませ。

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会場では志野焼の茶盌をメインに花器や酒器なども展覧いたしております。


丹精こめて作られた作品の数々をご覧ください。

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大丸心斎橋店 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカのご案内はこちらから


→ https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/

2020年2月 7日 (金)

近代 柿右衛門・今右衛門展@大丸心斎橋店

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本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカにおきまして、

「近代 柿右衛門・今右衛門展」を開催いたしております。

日本初の白磁が生まれた地、有田にて優美で格調高い作品を作り続けている

酒井田柿右衛門と今泉今右衛門。会場では近代の名品を一堂に展覧いたしております。

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近代 柿右衛門・今右衛門展


2月5日(水)→11日(火・祝)


<最終日は午後5時閉場>


大丸心斎橋店 本館8階


アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ


○酒井田柿右衛門


江戸時代、「柿右衛門様式」と呼ばれる有田焼がヨーロッパ王侯貴族へと輸出され、

「柿右衛門」は最も広く世に知られた日本の色絵磁器といわれております。

柿右衛門はヨーロッパで「白い金」と珍重され、ドイツのマイセン窯や

イギリスのチェルシー窯、ボウ窯、フランスのシャンティ窯などで

柿右衛門写しが作成されるなど西欧世界に多大な影響を与えます。

しかし、欧州で磁器生産が盛んになると共に柿右衛門は急速に衰退を始めます。

以降低迷を続けていた柿右衛門窯を再び蘇らせるため、

十一代柿右衛門は強い意志を持って作陶にうちこみ、

また、息子の十二代柿右衛門は、戦前・戦中の困難な世にあっても、

有田の高級色絵磁器に情熱を抱きつづけました。

やがて十二代柿右衛門は輸出最盛期の濁手作品の素晴らしさに魅せられ、

辛苦の末、ついに息子の十三代とともに濁手作品の復活に成功します。

この功績が高い評価を得て、重要無形文化財の総合指定を受けました。

十三代柿右衛門は自然の草花のスケッチに丹念に取り組み、

のびのびとした画風で独自の世界を築きました。

十四代柿右衛門は十二代、十三代が復興させた濁手を技術に

更に磨きをかけた作品を作り上げ、重要無形文化財の個人指定(人間国宝)を受けました。

濁手…赤い絵付が映えるようなミルキーであたたかな白色の素地の作品。

1670年代に完成した技法とされています。通常の作品に比べ

複数の石を組み合わせて作られているため焼き上がる数も少なく貴重です。

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↑右:十三代 柿右衛門「濁手粟鶉文香炉」1964~82年

↑左:十四代 柿右衛門「濁手椿文香合」1983~2013年

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↑十四代 柿右衛門「濁手えのころ草文瓶」1983~2013年

○今泉今右衛門


今泉家(今右衛門)は鍋島藩窯専属の赤絵屋(絵付工房)として、

世に名高い色鍋島の絵付けを担当していた家系でした。

江戸時代中頃に全盛期を迎え高い名声を得た鍋島藩窯の焼物も、

後期以降は藩の勢力と同様に衰退の道を辿ることになります。


明治維新の窯業自由化を機に、かつての鍋島全盛の作風を取り戻そうと

作陶を始めたのが十代今右衛門でした。十代は、窮状にも屈せず、

資金のやりくりがつくと窯を焼き、十一代はさらに厳しい経済状態の中で、

注文取りに回るなどの苦労をいとわずに窯焼を続けました。

このような親子の苦労はやがて実り、色鍋島再興の悲願は達成され、

十二代に重要無形文化財の総合指定、さらに十三代の個人指定といった

輝かしい完成期を迎えるのです。

十四代は伝統を受け継ぎつつ、プラチナ箔、墨はじきなど

現代の暮らしにあわせたモダンな作品を作っています。

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↑十三代 今右衛門「色絵吹墨草花文花瓶」 1976~2001年

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↑十三代 今右衛門「色絵薄墨草花文花瓶」 1989~2001年


匠の技が光る、近代の名品の数々をご堪能くださいませ。

大丸心斎橋店アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカのご案内はこちら